井上尚弥、カルデナス戦へ「アメリカで試合をする以上はKO、自分のボクシングを」=5.5ラスベガス
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が5日、横浜市内のホテルで記者会見を行いWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)と5月5日(日本時間)、ラスベガスのTモバイル・アリーナで防衛戦を行うことを正式に発表した。会見に出席した井上は「アメリカで試合をする以上、KOを目指したい」と意気込んだ。
【フォト】井上尚弥、会見で見せた笑顔、爆笑、苦い顔、キメ顔…顔の7変化
井上は29勝(26KO)無敗、2階級の4団体統一を果たし現在10連続KO中だ。井上はアメリカで3度(うち2度はラスベガス)戦っているが、2021年6月にマイケル・ダスマリナスをノックアウトして以来、約4年ぶりのアメリカでの試合となる。
対するカルデナスは26勝(14KO)1敗、前戦では今年2月にブライアン・アコスタに判定勝ちしているが、それまでは5連続KO勝利のハードパンチャーで、昨年2月にはWBC中央アメリカスーパーバンタム級王座、4月にはWBA北米大陸スーパーバンタム級王座をそれぞれKO勝利で獲得している。
会見で井上はカルデナスについて「非常にまとまった選手、リードパンチが優れていてタフな選手。(カルデナスに対し)日本でやっているパフォーマンスを力まずやっていきたい」とし「アメリカで試合をするのであればKOを目指したいが、KOでも判定でも自分のボクシングができればと思う」と語った。
試合まで1ヶ月、井上は「今週はスパーリング強化、今後はスパーリング中心に仕上げていきたい」と試合に向けスパーリングで追い込んでいく。井上真吾トレーナーは「本人は意識を持って課題を持ってやっている。気をつける部分は、本人も言っていたようにジャブはいいものを持っているので、まずはリードジャブにしっかり対応して、尚弥のボクシングをしてほしい」とした。
井上はこのカルデナスに勝利すれば、9月に強敵とされるWBA世界スーパーバンタム級暫定王者アフマダリエフの噂もある。このラスベガス戦を大きなステップにできるか。
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