【ボクシング】重岡銀次朗、バキバキ”逆三角形”で計量パス！王者タドゥランと因縁のダイレクトリマッチへ

2025/05/23（金）UP
（最終更新：2025/05/25 01:21）

　5月24日（土）インテックス大阪にて開催される『3150×LUSHBOMU vol.6』の前日計量が、23日に大阪市内で行われた。セミファイナルのIBF世界ミニマム級（47.62kg）タイトルマッチに臨む王者ペドロ・タドゥラン（フィリピン）は47.4kgと200gアンダー、同級4位の挑戦者・重岡銀次朗（ワタナベ）は47.6kgとリミットで計量パス。両者、マッスルポーズで割れた腹筋を披露した。

【フォト】重岡が驚きの逆三角形！王者タドゥランのボディの仕上がりは！？

　秤を降りた両者は、静かな闘志を漲らせフェイスオフ。その後の会見で、タドゥランは「ダイレクトリマッチになるが、前回の試合以上の素晴らしい試合をします」と語り、王者らしい落ち着きを見せた。

　対する重岡は「ダイレクトリマッチで世界挑戦できること、試合を組んでもらったことに日々感謝しながら練習してきました。明日は全てを出し切って、少しでも変わったところを見せながらも、しっかり勝って結果で恩返しできたらなと思っています」とリマッチを感謝し勝利を誓った。

　昨年7月、IBF世界ミニマム級王者だった重岡は、同級1位のタドゥランを迎えて3度目の防衛戦を行ったが、9R 2分50秒レフェリーストップによるTKO負けで王座陥落となった。
　試合では、重岡がボディや右フックで攻め込むも、ひるむことなく反撃してきたタドゥランに苦戦。中盤以降は右まぶたを大きく腫らし、被弾する場面が増えた。迎えた9R、ロープ際での連打に防戦一方となりレフェリーストップに。重岡はキャリア初黒星を喫し、アマチュア時代から続いていた無敗記録も途絶えた。

　それから10ヶ月ぶりの両者顔合わせとなるが、本イベント『3150×LUSHBOMU』のファウンダーを務める亀田興毅氏は「リマッチは頭の良い方が勝つ」と語ったように手の内を知る者同士、どのような戦いを見せるのか。ぜひ注目してみたい。

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