【WFKO 世界大会】全階級見どころ!”初のフルコン集結”『第1回空手世界選手権』=5.31~6.1 有明アリーナ
▶︎WFKO 世界フルコンタクト空手道連盟 第1回世界大会/WFKO世界大会
WFKO『FULLCONTACT KARATE EXPO 2025』(フルコンタクトカラテエキスポ)、WFKO 第1回世界大会 階級別まとめ(5月31日〜6月1日・東京 有明アリーナ)
2025年5月31日〜6月1日、東京・有明アリーナにて開催される『FULLCONTACT KARATE EXPO 2025』。このイベントではフルコンタクト空手界で初となる、流派・団体を超えた世界統一戦『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会』(主催:WFKO=世界フルコンタクト空手道連盟)が最大の目玉だ。
WFKO 世界大会は男女全10階級で頂点を争う
選抜戦を勝ち抜いた世界各国のトップ選手が、男女計10階級で激突。特に注目は以下
【男子重量級】
◼️注目
・多田大祐(日本) vs エヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)の再戦に注目
多田は白蓮会館の世界大会であるW.K.O(世界組手連盟)第6回世界大会無差別級を制覇。昨年5月にはJFKO全日本・重量級を制覇し、今大会への切符をつかんだ。
一方のグザウスカスは新極真会第7回全世界ウエイト制大会重量級優勝をはじめ、新極真会の全ヨーロッパ大会重量級を4度制している最強外国人。昨年7月の新極真会空手Champion of Championsではグザウスカスが多田に勝利しており、今大会の決勝戦で再戦が実現するか注目が集まる。
◼️対抗
・多田成慶(新極真会/フィジカルはNO.1の評価。24年新極真会全日本大会優勝、昨年5月にはJFKO全日本・重量級で多田大祐に敗れている)
・ゴデルジ・カパナーゼ(新極真会・ジョージア/極真会館・松井館長から新極真に移籍後、昨年の全ヨーロッパ大会2024重量級準優勝、2024ヨーロピアンカラテチャンピオンシップ優勝。
・後藤優太(空手道MAC/190cmの長身、JFKO全日本大会では5大会連続で入賞)。
・ジマンタス、クリバヴィシウス(新極真会・リトアニア/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会の重量級で一本勝ちを量産し準優勝)
・アンタナス・クリバヴィシウス(新極真会・リトアニア/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会の重量級で優勝)
・ウラジミール・アルチュシン(新極真会・カザフスタン)ほか。
【男子軽重量級】
◼️注目
・金岡陽大(日本)とムスカラゼ(ジョージア)の共に21歳の若きエースが筆頭。
金岡陽大(新極真会・日本)は昨年5月の第9回JFKO全日本大会軽重量級で初優勝。
対するダヴィット・ムスカラゼ(新極真会・ジョージア)は軽中量級から2階級上げて臨んだ新極真会全ヨーロッパ大会2024軽重量級で優勝。
◼️対抗
・片桐大也(極真拳武會/24年・第9回JFKO全日本大会軽重量級準優勝)
・渡辺和志(新極真会/23年の新極真会第13回世界大会では注目の金岡陽大に勝利)
・ヨナス・ロジン(IFKスウェーデン/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会 軽重量級王者)
・ヒューゴ・クルス(新極真会 スペイン/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会 軽重量級2位)
・カロヤン・タシェフ(ブルガリア/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会 軽重量級3位)
・アンジェイ・キンザースキー(カザフスタン/193cmの長身、第19回全アジアフルコンタクト大会軽重量級優勝)ほか。
【男子中量級】
◼️注目
・福地勇人(白蓮会館・日本)、ラシャ・オズベテラシヴィリ(新極真会・ジョージア)が優勝候補の筆頭
福地は選抜戦となった昨年の第9回JFKO全日本大会優勝だけではなく、第4回大会、第6回大会、第1回国際大会と合計4度のJFKO制覇を誇る日本中量級の中心的な存在。自派では2度の階級別の世界王者。
対するオズベテラシヴィリは、新極真会全ヨーロッパ大会2022・2023軽中量級で連覇を飾ったのち、中量級に転じた2024年の同大会を制して世界の切符を勝ち取った。
◼️対抗
・𠮷澤穂高(新極真会/新極真会の体重別世界チャンピオン)
・アントン・ジマレフ(新極真会・カザフスタン/第19回全アジアフルコンタクト大会中量級 優勝)
・サミュエル・ハラス(新極真会・デンマーク/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会 中量級優勝)
・アリ・ハイデル(新極真会・スウェーデン/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会 中量級2位)
・後迫龍輝(新極真会/第5・7回JFKO全日本大会中量級王者)
・塚本慶次郎(新極真会/昨年のJFKO全日本大会中量級3位)ほか。
【男子軽中量級】
◼️注目
・前平斗真(日本)、アンドレイ・ズィンチェンコ(ジョージア)が優勝へ最も近い位置に
前平は第7回JFKO全日本大会軽中量級準優勝、第8回同大会3位とあと一歩で王座を逃してきたが、第9回大会で初のビッグタイトルを獲得し、日本軽中量級の1番手として今大会へ臨むこととなった。一方のズィンチェンコは新極真会の第6回世界ウエイト制大会軽量級準優勝や全ヨーロッパ大会優勝など、長年、新極真会軽量級のトップ戦線で活躍してきた実力派だ。
◼️対抗
・大坪裕希(新極真会・日本)
・平木楓(白蓮会館・日本)
・アリギスマト・ハサノフ(新極真会・アゼルバイジャン)
・イェラマン・ムカシェフ(新極真会・カザフスタン)ほか。
【男子軽量級】
◼️最注目
・紅谷凱を軸に、新里誠光、澤井天心、魚本尚久真らが追う
第9回JFKO全日本大会軽量級で初優勝を飾った紅谷が最終ゼッケンを背負う。だが、日本のこの階級は毎年、上位陣の順位が目まぐるしく入れ替わっているため、その他の日本人3選手が頂点に立っても不思議ではない。紅谷と同じ20歳の新里は、第9回JFKO全日本大会軽量級準優勝で代表権を勝ち取っており、最高の舞台で紅谷にリベンジを果たしたいところだろう。同大会3位の澤井は、第8回大会軽量級の準決勝で紅谷を下して優勝を飾っている。また第9回大会4位の魚本も第6・7回大会軽量級のチャンピオンであり、実力差はほぼないと言えるかもしれない。
◼️海外勢
・ミンディア・ムゲラゼ(新極真会・ジョージア)
・ミハイロ・ナウムチク(新極真会・ウクライナ)
・ラシャ・シャンタゼ(新極真会・ジョージア)
・エルハン・ドゥズバイェフ(新極真会・カザフスタン)ほか。
⭐︎女子の部
【女子重量級】
◼️注目
・絶対女王:鈴木未紘(新極真会・日本)vsブリジタ・グスタイタイテ(新極真会・リトアニア)の再戦なるか。
19歳の絶対女王・鈴木が頭ひとつ抜けた存在と言える。第8回JFKO全日本大会軽重量級、第9回大会重量級を制覇、新極真会の第13回世界大会、第1回空手Champion of Champions、第54・56回全日本大会も制すなど、約2年半にわたって無敗を続ける。
グスタイタイテは184cmの長身を誇り、新極真会の第7回世界ウエイト制大会重量級や全ヨーロッパ大会2024重量級を制している。昨年7月の新極真会第1回空手Champion of Championsでは決勝で鈴木に敗れており、リベンジも注目。
◼️対抗
・藤原桃萌(新極真会・日本)
・チェンゲ・トート(新極真会・ハンガリー)
・アリーナ・オシペンコ(新極真会・カザフスタン)ら実力者が集結。
【女子軽重量級】
◼️注目
・本命の久保田千尋(久保田道場・日本)にイヴァンカ・ポポヴァ(新極真会・ブルガリア)、目代結菜(新極真会・日本)が優勝候補
久保田は第1・4・5回JFKO全日本大会重量級優勝、第1回JFKO国際大会重量級優勝、第7・9回JFKO全日本大会軽重量級優勝など世界の頂へ最も近い位置にいると予想。
ポポヴァは新極真会第7回世界ウエイト制大会重量級3位、新極真会全ヨーロッパ大会2019・2021・2023、2024軽重量級優勝と海外勢では圧倒的な実績を誇る。
それに迫るのが目代。第8・9回JFKO全日本大会軽重量級準優勝、新極真会第13回世界大会3位など、ビッグタイトル獲得まであと一歩に迫っている。
◼️対抗
・網川来夢(新極真会 世界大会2位、昨年の新極真全日本では目代に判定負けしリベンジを狙う)
・アネタ・メスカウスキエネ(新極真会・リトアニア/昨年のWFKO世界予選・全ヨーロッパ大会 軽重量級優勝)。
・エルナラ・ドギズバイェワ(新極真会・カザフスタン/第19回全アジアフルコンタクト大会軽重量級優勝)
【女子中量級】
◼️対決
・水谷恋(久保田道場・日本) vs リリ・メゾ(新極真会・ハンガリー)の実力対決
久保田は第1・4・5回JFKO全日本大会重量級優勝、第1回JFKO国際大会重量級優勝、第7・9回JFKO全日本大会軽重量級優勝など世界の頂へ最も近い位置にいると予想。
ポポヴァは新極真会第7回世界ウエイト制大会重量級3位、新極真会全ヨーロッパ大会2019・2021・2023、2024軽重量級優勝と海外勢では圧倒的な実績を誇る。
それに迫るのが目代。第8・9回JFKO全日本大会軽重量級準優勝、新極真会第13回世界大会3位など、ビッグタイトル獲得まであと一歩に迫っている。
◼️その他
・漢鈴那(新極真会・日本)
・ヴァレンス・ビケル(KWF・オランダ)。
・ミリヤム・ビョークルンド(新極真会・スウェーデン)らが続く。
【女子軽中量級】
◼️日欧の軸
・富野真麻(日本)、ツィクラウリ(ジョージア)に注目
最終ゼッケンを背負う富野、対抗に位置するツィクラウリの日欧チャンピオンが中心。富野は第4・6回JFKO全日本大会の中量級女王で、昨年の第9回大会の軽中量級でも頂点に立ち、日本のエースとして世界の舞台へ臨むこととなった。20歳の新鋭・ツィクラウリは新極真会全ヨーロッパ大会2024中量級で初入賞を優勝で飾る快挙を果たし、初となる世界戦に駒を進めた。
◼️その他
・石野まこと(桜塾・日本)
・水谷藍(久保田道場・日本)
・小嶋夏鈴(新極真会・日本)
・テオナ・カズデリアーニ(新極真会・ジョージア)らが群雄割拠。
【女子軽量級】
◼️二強対決
・清水由埜(桜塾・日本)vsブリジタ・スヴィンクナイテ(新極真会・リトアニア)なるか
清水は初出場となった第8回JFKO全日本大会軽量級で優勝を飾ると、第9回大会でも同級の頂点に立ち連覇を達成。初の世界タイトル奪取へ視界は良好だ。スヴィンクナイテも新極真会全ヨーロッパ大会2022・2023・2024軽量級で3連覇しており、決勝でチャンピオン対決が実現する可能性は十分にある。
◼️強豪
・森みいな(成心會・日本)
・アロナ・フェレスニアク(新極真会・ウクライナ)
・アイナズ・マシェノワ(新極真会・カザフスタン)ら。
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