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【WFKO】バックキックでKOの山を築く!”規格外”威力の無差別世界3位・カパナーゼが参戦「”北斗の拳”のラオウだ」

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2025/05/26(月)UP

カパナーゼが荒田昇毅を後ろ蹴りで攻める=13年世界ウェイト制

 5月31日(土)〜6月1日(日)、フルコンタクト流派が初集結した世界大会『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会』(東京・有明アリーナ/WFKO主催)の重量級には、かつて極真会館(松井章奎館長)の11年世界大会(無差別)3位のゴデルジ・カパナーゼ(39=ジョージア)が参戦する。
 突き蹴りの威力もさながら、強烈な後ろ蹴りで一本、技ありの山を築いてきた。歴戦の強者が台風の目となるか。

【フォト・動画】カパナーゼ、相手が宙に浮くバックキックKO!

 カパナーゼは極真会館に所属し、ロシア選手権で4度優勝。
 2011年の第10回全世界空手道選手権大会(無差別)では3位に入賞。12年の全日本無差別では準優勝、13年の世界ウェイト制でも準優勝と華々しい成績を挙げる。
 一時は引退の噂もあったが、16年のオールアメリカン優勝を経て、全日本ウェイト制の連覇等実力は健在だった。

タリエル・ニコラシヴィリ(左)と決勝で打ち合う=11年世界大会

 その後、新極真会に移籍。ロシア・ウクライナ戦争によりロシアの出場が停止されているため、家族のルーツであるジョージアに登録変更となった。
 今回のWFKOの予選でもある、昨年5月の新極真会ヨーロッパ体重別選手権に出場すると、決勝でヨーロッパ選手権の覇者エベンタス・グザウスカスに敗れ準優勝だったが、続く10月のヨーロピアンカラテチャンピオンシップで優勝しこの大会の出場権を勝ち取った。

 39歳のベテランだが、その試合スタイルはとにかく豪快。強烈なロー、ヒザ、そして必殺の“後ろ蹴り(バックキック)”で数々の対戦相手をマットに沈めてきた。
 まるで“砲台”のような下半身から繰り出される蹴りは、直撃すれば即終了。実際、過去のヨーロッパ大会ではその後ろ蹴りでKOの山を築いている。

 かつて全日本で戦ったことのある選手は「北斗の拳のラオウ!この表現がピッタリ!凄い突きの威力、蹴りもハンパじゃなくすごい!」とその”規格外”のパワーと風格を称えている。

 更に注目したいのは、彼のフィジカルに頼るだけではない”崩し”と”詰め”のうまさ。縦横無尽な角度から距離を詰めながら相手を見極め、一気に一撃必殺を叩き込むスタイルは、経験に裏打ちされた“空手の怖さ”そのものだ。

 今大会でカパナーゼは、準々決勝で190㎝の長身・後藤優太と激突。勝ち進めば準決勝では優勝候補・多田大佑と対戦する。
 もしこの“ラオウ”が勢いに乗れば、誰が彼を止められるのか。ド迫力の重量級戦線に注目したい。

 5月31日(土)〜6月1日(日)
『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会(WFKO)』東京・有明アリーナ
大会のチケット情報、スケジュール

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