【ONE】若松佑弥、パシオとの王者対決に「過去最強を更新する」初防衛戦もKOなるか！＝11.16

2025/09/11（木）UP
（最終更新：2025/09/11 22:10）

　11月16日（日）に東京・有明アリーナで開催される格闘技イベント『ONE 173』の記者会見が11日に都内で行われ、［フライ級MMA世界タイトルマッチ］で対戦する王者の若松佑弥（TRIBE TOKYO MMA）と挑戦者で現ストロー級王者のジョシュア・パシオ（フィリピン）が出席。若松が「過去最強を更新して会場を沸かす」と意気込むと、パシオは「フィリピンの国民と共に戦う」と静かな闘志を燃やした。

【フォト＆動画】若松とパシオがフェイスオフ！2人のKOシーンも

　若松は日本を代表するフライ級ストライカー。19年にはデメトリアス・ジョンソンと戦うなど、世界の強豪と凌ぎを削り、今年3月の『ONE 172』フライ級MMA世界王座決定戦でアドリアーノ・モラエスに1R KO勝利し、悲願のONE世界王者に輝いた。

　対するパシオはONEストロー級の猛者。過去に、猿田洋祐や内藤のび太とタイトルを争うなど、ストロー級を盛り上げると、今年2月の『ONE 171』でライバルのジャレッド・ブルックスと激突、2R TKO勝利を飾りストロー級統一王者に輝いた。今回は階級を上げ、2階級制覇を目指す。

　互いに顔を合わせた印象を尋ねられると、若松は「よく会場とかでお会いするので、変わらず良い人」と笑顔。パシオも「若松はONEに参戦した時から知っている。とても温かい心を持ち、彼は王者に相応しい。今、世界で最強のフライ級選手。口数は少なく謙虚な人柄だが、殺人的な強さを持った男」と、称賛し合った。

　フィリピンMMA界の英雄でもあるパシオは「ONEに参戦してからずっとフィリピンの国民と共に戦っていました。11月16日に2階級制覇を成し遂げることで、フィリピンの若い人たちに目指す道になることを期待している」と国を背負う覚悟を見せた。

　また、若松は会見後の囲み取材で「前回より過去最強を更新して会場を沸かせて盛り上げたい」と、モラエス戦に続くKOフィニッシュをアピールした。

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