【KNOCK OUT】Kihoと山田真子の王座戦は判定覆らず、12月にダイレクトリマッチへ
キックボクシング団体『KNOCK OUT』が30日、都内で緊急記者会見を開き、今月23日の『KNOCK OUT.57』にて行われた[KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座決定戦 3分3R・延長1R]について審判団に抗議文を提出したものの、判定は覆らなかったことを発表。それに伴い、12月の代々木大会にてKiho(KNOCK OUT GYM 調布)の初防衛戦として、山田真子(GROOVY)とのダイレクトリマッチを組む意向であると山口元気代表が語った。
【フォト】Kihoが高く足を上げキック!山田の”強烈”なパンチも
試合は山田が距離を詰めてストレートや右フックで攻撃するものの、Kihoはミドルや前蹴りでけん制。距離を詰めるとクリンチとなってしまい、3Rには両者にイエローカードが提示された。
ジャッジは3者3様でドローに、延長戦へ突入。Kihoは前蹴り、ミドルを出すが、それを搔い潜った山田は、強引にパンチを打ち付けて、攻勢に出た。しかし、ジャッジはKihoのアウトボクシングと試合運びを評価したか、2-1で判定勝ち。Kihoが新王者となった。
今回の会見で山口代表は「大会終了後にKNOCK OUTプロモーションとして審判団に対して、正式な抗議文を提出して、異議申し立てを行いました」とプロモーション側から提出したことを報告。
審判団からの回答は「それぞれ判定基準を明確に出しており、各々の信念に基づいて出した判定であるという回答でした。そのため、審判部としては判定を覆すことには至らなかったという回答になりました。審判部が判定結果を覆せないという答えをした以上、僕らがこれ以上判定結果を変えることが出来ない」と経緯を説明した。
そして山口代表は「改めてですね、12月30日の代々木大会にて防衛戦として、試合を組ませていただきたいなと考えています」と年内にKihoの初防衛戦としてダイレクトリマッチを組む意向であると語った。
会見にて、山田は「12月倒さな勝てんじゃろって感じなので、倒します。絶対倒して勝ちます」とダイレクトリマッチに執念を燃やした。
王者Kihoは「まずは応援してくださったファンの方々、会場まで来ていただいた皆様には感謝の気持ちとこのような結果になってしまったこと、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と感謝するとともにファンへ謝った。
ジャッジが下した結論について山田は「自分たちの試合を見てくれたいた人たちの声が全てだと思っている。今回(判定が)覆らなかったけど、自分にとってはベルト以上のものはちゃんと得れたのかなと思う」と受け止め、前を向いているようだ。
Kihoも「そういう声が答えだと思うし、自分もあれで勝ってチャンピオンになったと思っていない。自分的にはベルト返上したいって思ってますし、フラットな状態で試合が出来ればいいなっていう感じです」と再戦に向けての意気込みを語った。
Kihoの発言を受け、山口代表は「Kiho選手の陣営からベルトを返上したいというのはあったんですけれども、審判団からの回答が出た以上、ベルトを返上するのは階級をアップするか、もしくは引退するかのどちらかしかない」と補足し、ベルト返上に至らなかったことを説明した。
判定は覆らず、Kihoの初防衛戦の相手として山田とのダイレクトリマッチが組まれた。試合まで3カ月程の期間があるが、両者レベルアップを果たし、前回以上の試合を見せてくれることに期待したい。
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