“RIZIN王者”目指す野村駿太、具志堅用高がミットで激アツ指導!「一発で終わらない、ダブルで」「リズムだ」
RIZINライト級王者を目指すDEEPライト級王者・野村駿太(BRAVE)が、21日にボクシング界のレジェンドである具志堅用高のYouTubeチャンネルに出演し、世界を制したボクシングテクニックを伝授された。
野村は、今年7月の『超RIZIN.4』(さいたまスーパーアリーナ)で元ベラトール世界ライト級王者パトリッキー・ピットブル(ブラジル)に勝利し、現ライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)への挑戦権を獲得した。ところがパトリッキー戦で左目の眼窩壁を骨折し、タイトルマッチは流れてしまうことに。無事に手術を終えて復活すると、現在はアメリカのATTで修行中だ。
その野村は、元WBA世界ライトフライ級王者で世界タイトル防衛13回の日本人最多防衛記録を保持しているボクシング界のレジェンド・具志堅からパンチのテクニックを学ぶこととなった。
具志堅は野村のパトリッキー戦を見たようで「左ジャブがうまかったね。でも、もっと出せば楽に勝てるようになる」とアドバイス。空手出身の野村は「もう少しボクシングを取り入れないと空手だけだと厳しいなと思って。最近ボクシングを取り入れるようになったんですけど、まだ試合で出せなくて空手だけになっている感じです」と明かした。
野村のパンチは空手の刻み突きが多く、飛び込んでのワンツーで終わる傾向がある。具志堅は野村に「リズム良く打つことができれば。どうしても硬さがある」と指摘する場面もあった。
ミット打ちでは、野村のワンツー、ワンツースリーフォーとシャープなパンチを受けていた具志堅は「脇が締まっているから、いいパンチ打てるんだよ」と評価。さらにワンツーを出した後は、「必ずジャブを打てば相手が入れなくなる」と指導した。
ボディ打ちは「もっと姿勢を低くしないと当たらない」と体重を落とした際の頭の高さを細かく指示。そして「1発で終わらない、ダブルで。2発打つから相手がびっくりする」とボディを単発ではなく連打するように伝えた。
ミットを持つ具志堅は「直すところないよ」と苦笑しつつも、「倒そうじゃなくて当てようという感じでいかないと。井上尚弥は、それがうまいんだよ」と力が入り過ぎないようにと注意。
最後に「リズムが大事。試合になると止まっちゃうから、練習で動いていないと」と常に動いてリズムを作ることが大切だと具志堅は強調した。
具志堅が教えたのは、もちろんボクシングのパンチの打ち方。MMAだと寝技や蹴り、タックルもあるため構えや間合いも変わって来るが、そこは野村も承知の上で教わっている印象だった。
野村のパンチ技術は高く、なおかつパワーもあることが映像から伝わってきたが、具志堅のアドバイスを取り入れて、どこまで進化していくのか次戦が楽しみだ。
▶次ページは、【動画】野村駿太のパンチが上達!連打炸裂に快音
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