2025/10/24（金）UP
（最終更新：2025/10/24 16:41）

S-cupフェザー級T全選手が決定！川上叶、山田虎矢太、安本晴翔、古木誠也（左から順）が会見に出席

　11月24日（月）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『～SHOOT BOXING 40th Anniversary～S-cup×GZT 2025』の対戦カード発表会見が24日に都内で行われ、S-cupフェザー級トーナメント全8選手が発表された。

【動画】RIZIN推薦のマメドフが秒殺KO！

　現在SBで最も盛り上がっているフェザー級（-57.5kg）での過酷なワンデートーナメントだ。

　これまで、山田彪太朗（シーザージム）、山田虎矢太（シーザージム）安本晴翔（橋本道場）の参戦が決定していたが、新たにKNOCK OUT2階級制覇王者の古木誠也（REX GYM）、川上叶（龍生塾）の2名の日本人選手が追加。

兄弟対決の可能性に注目が集まる山田ツインズ

　さらに海外からは、RIZIN推薦のメイマン・マメドフ（アゼルバイジャン）、ムエタイ王者サタントン・チョー.ハーパヤック（タイ）、ISKA王者ジョシュー・アブサロン（フランス）の参戦が決定した。

　このトーナメントで最も注目を集めているのは、山田ツインズの“兄弟対決”だ。

　会見に出席した弟の虎矢太は「お互いにやるとしたら、それは決勝。彪太朗が仮に満身創痍で顔中腫れ上がった姿で上がってきて、そこに自分が思いっきり全力打ち込めるかどうかって言われたら、今は『いけます』とは言えない」と、兄弟対決の苦しい胸の内を吐露。

電撃参戦のKNOCK OUT2階級制覇王者・古木

　続けて「ただ、お互い世界一になるのはずっと小さい頃からの夢でやってきたので、決勝で彪太朗と対戦する場合は、シュートボクシングの魅力を伝えるような試合にしたい」とSB愛を語った。

　組み合わせ、リザーブファイト、優勝賞金、ベルトなどは後日に決定・発表される。

＜出場選手の近況＆意気込み＞

■山田彪太朗（シーザージム）
　山田は山田ツインズ・兄で現SB日本フェザー級王者。今年2月のSBではONEにも出場経験のあるルエル・カタランに2R KO勝利を収め、4月のSB日本フェザー級タイトルマッチでは川上叶を判定で下して、王座初防衛に成功。8月のトーナメント査定試合では、デウン・ジットムアンノンを下し、10連勝を飾った。
「優勝候補は僕しかいない。必ず世界一になります」

■山田虎矢太（シーザージム）
　山田は山田ツインズ・弟でSB日本スーパーバンタム級王者。8月のトーナメント査定試合では、KOSスーパーフェザー級王者のペップンソン・フォームドジムに快勝した。
「必ず僕が世界一をとってシュートボクサーの強さ、そして山田虎矢太の強さをお見せする」

■川上叶（龍生塾）
　川上は元SBフェザー級王者で現ランキング1位の実力者。る選手で、過去には安本晴翔、斗麗、山田虎矢太ら強豪選手を撃破した実績を持つ。8月のトーナメント査定試合では、RISE実力者の牧野騎士を顔面ヒザ蹴りでKOし、圧巻の強さを見せた。
「ここで優勝したら今までの負けとかも1発逆転できると思うので優勝する」

■安本晴翔（橋本道場）
　安本は第6代RISEフェザー級王者。昨年10月、門口佳佑が保持するRISEフェザー級王座に挑戦し、悲願のRISE王座を獲得。今年1月には、中国ワン・シャンチンから判定勝ち。5月には國枝悠太を1R KOで下した。そして8月のトーナメント査定試合では、ペットフアヒン・ジットムアンノンからダウンを奪い完勝した。
「すごい豪華なメンバーで世界最強を決める大会。僕が優勝して大会を盛り上げたい」

■古木誠也（REX GYM）
　古木はKNOCK OUT2階級制覇王者。初代BLACKスーパーバンタム級王座を持ち、今年9月の『KNOCK OUT.57』で内藤凌太を判定で下し、BLACKフェザー級のベルトも獲得した。14勝中10KOを誇るハードパンチャーだ。
「どの選手も強豪ばかりなので、試合が楽しみ。自分がトーナメント制覇します」

■サタントン・チョー.ハーパヤック（タイ）
　サタントンはプロムエタイ協会スーパーフェザー級王者の強豪で現在19歳。10月のSB後楽園大会で第3代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の古村光（FURUMURA-GYM）から判定勝利を収めた。
「2010年のS-CUPで優勝したブアカーオと同じように、タイとムエタイの威信をかけて必ず優勝する」

■ジョシュー・アブサロン（フランス）
　アブサロンはISKA K-1世界スーパーフェザー級王者。戦績は16戦14勝（5KO）2敗の欧州トップファイターだ。
「日本で戦うこのは長年の夢。インパクトのある試合をして記憶に残る存在になります」

■メイマン・マメドフ（アゼルバイジャン）
　マメドフはRIZIN参戦経験を持つアゼルバイジャン強豪。Eagles FCフライ級王者の肩書を持つMMAファイターで、23年4月の『RIZIN.41』では中村優作から開始23秒でTKO勝利を飾るなど、殺傷能力の高いストライキングを披露した。
「強豪揃いで大変レベルが高い。しかし私の方が強い。私が優勝してそれを証明します」

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