2025/12/23（火）UP
（最終更新：2025/12/23 12:24）

井上尚弥

　12月27日（現地時間）サウジアラビア・リヤドにて、アラン・ダビッド・ピカソ（メキシコ）と対戦する世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）。本日23日にDAZNボクシングが公開したインタビューで、ピカソ戦のフィニッシュブローや、自身の強さの源について語った。

【フォト＆動画】井上が昨日公開の最終調整で見せたバキバキボディ！驚異の腹筋＆背筋も

　イエス・ノー形式で行われたインタビュー。井上は「12月27日、アラン・ピカソをどうやって倒しますか」という質問に対し、「ボディーで倒します」と得意のボディブローでフィニッシュする青写真を描いていることを明かした。

　また、「井上尚弥が素晴らしいボクサーである理由は何ですか」との問いには、「家族の団結力」と即答。井上家が一丸となって戦う姿勢が、自身の強さを支えていることを強調した。

　さらに「ボクシングで一番好きなことは」という問いに対しては「勝利後に陣営と喜びを分かち合っている瞬間」と答え、改めてチームとの絆の深さを覗かせた一方で、「ボクシングで一番苦手なこと」としては「ロードワーク」を挙げるなど、意外な一面も見せた。

　井上は22日に自身のSNSを更新し、サウジアラビアで最終調整を行っていることを報告。「いつも通りでバッチリです」と綴り、ミット打ちやシャドーを行う様子を公開した。パンチを放つ井上の腕にはくっきりと筋肉が浮き出ており、バキバキに仕上がった肉体にファンからは「恐ろしさを感じるほどの体の仕上がり」などの声が上がっている。

　一方のピカソも18日のSNSで、バキバキの腹筋や盛り上がった肩の筋肉を披露し「その王冠は俺が奪う」と強気のメッセージを発信。井上の強打を警戒してか、ネックハーネスで執拗に首を鍛える姿も公開している。

　現在、4団体統一王者は井上ただ一人。ウシクは11月にWBOを返上し、クロフォードは今月WBCを剝奪されたためだ。試合まで残り4日。井上は宣言通りボディブローでピカソを沈め、来年に向けて新たな歴史を刻むことができるか。

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