【DEEP】元谷が一本勝ちでタイトル奪回、次は世界
DEEP事務局
「DEEP 68 IMPACT」
2014年8月23日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合) DEEPフライ級タイトルマッチ 5分3R
○元谷友貴(CB IMPACT/挑戦者)
一本 2R4分15秒 ※チョークスリーパー
●和田竜光(吉田道場/第2代DEEPフライ級王者)
※元谷が第3代王座に就く。和田は初防衛に失敗。
いま最もDEEPでアツい男・元谷が、和田の保持するDEEPバンタム級王座に挑戦した。
元谷は22歳でプロデビューし、わずか1年で初代DEEPフライ級王座に就いた。昨年8月の初防衛戦で和田に敗れベルトを失ったが、12月に現パンクラス王者で6度の防衛記録を持つ清水清隆、今年3月にはDEEPで2階級制覇を達成した今成正和、6月にはDEEP&パンクラスで王座に就いた前田吉朗に完勝を収めている。毎回エキサイティングな好試合を演じ、ファン・関係者からの評価が高い。
1Rから両者スピードのあるパンチの応酬。お互いに強い左右フックをヒットさせる。打撃からのタックルでテイクダウンを狙う元谷を和田は首相撲に捕らえてヒザ蹴りを見舞う。
2Rも打撃戦が展開される中、タックルで組み付いた元谷が和田を後方に倒してテイクダウンに成功。バックを奪うが、和田は前に落として上からパンチを見舞う。
しかし、元谷は下から足を絡ませて和田を倒すと上になってパンチを連打、さらにバックを奪ってチョークスリーパー。これが極まり、元谷が宿敵から一本勝ちを奪ってタイトルを奪回した。
元谷はマイクを持つと、「去年、和田選手にベルトを獲られたんですが皆さんの前で獲り返せてよかったです。今年の目標は達成できたので、次はベルトの価値を高めていきたいと思います」と語り、歓声に応える。
控え室では「次は世界に行きたい」と世界への挑戦を表明し、佐伯繁DEEP代表は「海外の団体と交渉します」と明言した。
▼セミファイナル(第10試合) DEEPフェザー級 5分3R
○横田一則(フリー/DEEPフェザー級王者)
一本 1R2分38秒 ※アームロック
●鍵山雄介(総合格闘技道場コブラ会)
鍵山は佐々木憂流迦(ささき・うるか)と引き分け、ZSTフェザー級王者・奥出雅之に勝利した戦績を誇る実力者。現在10連勝(立ち技ルール2試合含む)と勢いのある横田に挑んだ。
1R、横田が前蹴りで鍵山に尻餅をつかせ、上から見下ろすようにしてローキックを入れる。スタンドに戻るとパンチの打ち合いとなり、鍵山がタックルで組み付いてバックを奪うが、横田はアームロックの体勢から投げ。寝技になると横田がそのままアームロックを極めて一本勝ちとなった。
横田はマイクを持つと、「俺は強いので11連勝です。俺は強いので相手がいない。(パンクラスと)10対10をやるって話があるので俺はどうですか?」とマイクアピールを始めたが、観客席の北岡悟から「帰れ!」とのきつい一言をもらい、リングから降りた。
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