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【ボクシング】八重樫が復活の2回TKO勝ち

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2015/05/01(金)UP

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▲八重樫(左)が復活のTKO勝ちを飾った

帝拳プロモーション/三迫プロモーション
「ダイヤモンドグローブ・スペシャル」
2015年5月1日(金)東京・大田区総合体育館

▼スーパーフライ級 3分8R
○八重樫東(大橋ジム/WBC世界ライトフライ級5位)
TKO 2R 15秒
●ソンセーンレック・ポスワンジム(タイ)

 元WBA世界ミニマム級&元WBC世界フライ級王者・八重樫が復帰戦に臨んだ。八重樫は2014年9月にWBC世界王座を失い、同年12月に一階級下のWBC世界ライトフライ級王座決定戦に挑んだがTKO負けを喫して3階級制覇に失敗。今回はフライ級よりも一階級上のスーパーフライ級に転向しての第一戦となった。

 対戦相手ソンセーンレックの戦績は18勝(5KO)11敗。2013年12月に日本でカルロス・クアドラス(現WBC世界スーパーフライ級王者)と対戦し、2RでKO負けを喫している。

 1R、お互いにパンチをかわす展開から八重樫が左フックを浅くヒットさせる。接近すると両者が左右フック。ソンセーンレックは左フックを何度も狙ってくる。

 ソンセーンレックが左フックからの右ストレートを放ってきたところに、八重樫がカウンターの右フックをクリーンヒットさせ、ラウンド終了直前にダウンを奪った。

 2R、ジャブを出しながら前に出るソンセーンレックに、八重樫は低い体勢から潜り込んでいく。飛び込んでのパンチを繰り返す八重樫。そして、打ち合いになったところでソンセーンレックが左フック、八重樫はその腕の上から右フックを叩き込み、見事なTKO勝ちを飾った。

 八重樫は、「一時期はリングを降りようと思ったんですが、たくさんの方に声をかけてもらって、当たり前のようにまだ続けるんですよねと言われるんです。皆さんの声を聞いて、もう一度世界チャンピオンになろうと思ってリングに上がりました」と、再起を決めた理由を語り、「八重樫東はまだまだ戦い続けるので、不器用ですが応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

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