【グラチャン】判定不満の近藤秀人が山本勇気との再戦をアピール
GRACHAN実行委員会
「GRACHAN 17」
2015年6月21日(日)東京・ディファ有明
▼第18試合 メインイベント GRACHAN MMA ライト級 5分2R
△山本勇気(パラエストラ千葉)
ドロー 判定0-0
△近藤秀人(マッハ道場/2010年DEEPフューチャーキングトーナメントウェルター級優勝)
山本は昨年大みそかのIGFでは青木真也に敗れ、今年4月にはシュートボクシングに初参戦。現SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起に判定負けを喫したが、打撃のトップクラスと互角に打ち合えることを証明した。
対する近藤は、2010年DEEPフューチャーキングトーナメントウェルター級優勝者。同門のTOSHI、原田ヨシキが過去に山本に負けていることから、近藤は山本との対戦をアピールし続け、今回ようやく実現することとなった。
1R、山本が先制の右ミドル。近藤が打ち合いを呼び込むと、山本の右ストレートに合わせてタックルを仕掛ける。スタンドの展開に戻した山本はバックブロー、右ミドルと強振し、近藤も打撃を返しつつタックルへ。これをがぶってテイクダウンを阻止した山本はフロントチョーク。
これが極まらないと見るや、金網に近藤を押し込みながらヒジ、パンチの連打。山本の強烈な右ミドルを食らった近藤は一瞬動きが止まる。
2R、近藤が積極的にパンチを出し山本は避けながらもすぐにパンチを返していく。山本は右ミドル、バックブローと強打を出し、近藤はタックルを仕掛けテイクダウン狙い。スタンドに戻ると、お互いに単発ながらも激しく打撃を交錯させたが決定打はない。
判定0-0でドローがアナウンスされると、不満顔の山本は即座に控え室へ。
マイクを握った近藤は「自分が勝ったと思った。すっきりしないのでもう一回やらせてください」と再戦をアピールした。
▼第17試合 セミファイナル GRACHAN MMAバンタム級次期挑戦者決定トーナメント一回戦 5分2R
○斉藤洋二(BRAVE)
判定3-0
●中村謙作(吉田道場)
※斉藤が決勝戦に進出
手塚基伸が保持するGRACHAN MMAバンタム級王座への挑戦権を懸けて今大会から4人制トーナメントが開幕。中村は柔道インターハイ準優勝の実績を持つ第2代GRACHANバンタム級王者。昨年7月に手塚にベルトを奪われており、王座返り咲きを狙う。
対する斉藤はパンクラスを主戦場にし2011年ネオブラ準優勝。グラチャン初参戦となった3月大会では上山知暁を1R46秒でチョークスリーパーで降した。
1R開始早々に片足タックルで中村をテイクダウンした斉藤だが、下の中村はオモプラッタからフットチョークで反撃。
斉藤が首を抜いて脱出すると、中村はリバースに成功し、上からガッチリと固める。
2R、再び斉藤がタックルでテイクダウンしたが、上を取ったのは中村。立ち上がった斉藤はすぐに寝技で上を取るとバックに回ってこつこつパウンド。中村は成す術なく時間終了。
判定勝ちした斉藤は「肝心のチャンピオンが敗れてしまい(同日に大阪で開催されたVTJで手塚が判定負け)ベルトの価値がなくなってしまいましたが、俺がベルトを獲って価値を上げます」とアピールした。
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