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【RISE】野辺が熱戦で郷州に競り勝つ

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2015/10/12(月)UP

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RISEクリエーション
「RISE 107」
2015年10月12日(月・祝)東京・ディファ有明

激しく打ち合った郷州(左)と野辺(右)

[2nd Stage]
▼第9試合 メインイベント 第4代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級4位)
判定2-0 ※29-29、30-28、30-28
●郷州 力(PHOENIX/RISEスーパーフェザー級3位)
※野辺が決勝戦に進出。

 小宮山工介が返上したRISEスーパーフェザー級王座を争うトーナメントが今大会より開幕。郷州と野辺が対戦し、11月8日の後楽園ホール大会で対戦する花田元誓vsSHIGERUの勝者と1月31日に決勝戦を行う。

 両者は同じ2011年11月23日にRISEでデビューしているが、郷州はデビューから10連勝でタイトルマッチも経験し、RISEのランキング上位にも長く君臨。先に出世街道をばく進した。

 また、野辺は郷州よりも9歳若いことからRISE次世代エース候補のホープと呼ばれており、両者の立場は大きく違う。野辺にとっては世代交代を懸けた一戦となった。

 1R、ローの蹴り合いから試合は始まり、野辺の左ローからの右ストレートで郷州がグラつく。野辺は一気にパンチを連打して郷州を追い込み、左ボディブローも叩き込む。

 あわやKOかと思われるほどの猛攻だったが、郷州は体勢を立て直してパンチを打ち返す。すると野辺は左右に動いてパンチをかわし、郷州のサイドからパンチや蹴りを的確に入れていく上手さを見せる。

 2Rはいきなり打ち合いから始まった。両者の気迫が伝わってくるような激しい打ち合いとなるが、またしても野辺の右ストレートがクリーンヒット。

 郷州も負けじと打ち合うが、野辺は左ハイキックもヒットさせる。郷州がアッパーを突き上げれば、野辺もアッパーを打ち返す。野辺の右から左の連打に、郷州も右カウンターを打ち返した。

 3Rも激しい打ち合いが続く。野辺は右から左の連打を打つと、一度離れて郷州の返しのパンチを左右に動いてかわす。そしてまたパンチや蹴りを当てる。

 郷州も右ストレートを打ち返すが、野辺が打ち合いの中でワンツーを連打して郷州に連続ヒットさせる。

 最後まで打ち合いは続き、場内は歓声に包まれた。そして判定は、2-0の僅差で野辺の勝利。出世争いで先を行かれた郷州との立場を逆転させた。

 野辺はマイクを持つと「このトーナメントは若い僕が勝つことで、RISEに新しい風が吹くと思います。花田! SHIGERU!かかってこい! 必ず僕がベルトを巻きます」と観客に宣言した。

 試合後のインタビューでは、「悠矢戦で敗れたことがきっかけで、左右に動く練習をしてきました。それと試合後すぐ、パンチのテクニックをもっと磨こうと思いボクシングジムにも通いました。また、組んでコロコロ転がされてしまったので、足腰強化のため吉本(光志=元RISEスーパーライト級王者)さんと走り込みました。本当はもっと動けるはずだったんですけれど……」と、5月のNJKFで悠矢に敗れたことで大きくスタイルを変えたことを明かした。

・【試合動画】野辺vs悠矢の大激闘

この大会の写真(全312枚)はこちら

 

右ハイをクリーンヒットさせた小山(右)

▼第8試合 セミファイナル フェザー級 3分3R延長1R
○小山泰明(建武館/Bigbangスーパーフェザー級王者、前J-NETWORKフェザー級王者)
TKO 2R 1分35秒 ※3ノックダウン
●小宮山夕介(TARGET/RISEフェザー級4位、2013年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝)

 小山は学生キックを経てプロデビューし、2012年8月にJ-NETWORKフェザー級王座を奪取。2014年12月にはBigbangスーパーフェザー級王座も獲得した。対する小宮山は幼少時代から学んだ空手の蹴り技を武器に、プロデビューから8連勝を飾ったが今年3月、一刀に敗れて連勝がストップ。それを機にシュートボクシング(以下SB)へ参戦し、SB日本スーパーバンタム級4位・二田水敏幸を破っての凱旋試合となる。

 1R、小宮山が軽快なステップからサイドキックやハイキックを放ち、小山はじりじりと前へ出てローを返す。

 2R、小宮山が蹴りからの左ストレートをヒットさせ、小山はローで対抗。自分の距離を取り合う展開が続いていたが、小山が虚を突く右ハイキックをヒット。

 グラつく小宮山に連打を浴びせ、小宮山はガードするもダウン。

 立ち上がった小宮山へ小山がパンチを連打し、2度目のダウンを追加する。最後は小山がボディへの連打を打ち込み、小宮山がダウン。小山がTKO勝ちで王者の強さを見せつけた。

 小山はマイクを持つと、「RISE初参戦なのでインパクトを与えて勝とうと考えていたので、結果が出てよかったです。これからも自分の実力と建武館の強さを証明するため、盛り上がる試合を続けていきます」とアピールした。

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