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【パンクラス】徳留が北岡からKO勝利で新王者に輝く、UFC再出撃をアピール

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2015/11/01(日)UP

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北岡を破り、パンクラス新王者に輝いた徳留

パンクラス
「PANCRASE 271」
2015年11月1日(日)東京・ディファ有明

徳留(左)の左ストレートが北岡(右)の顔面を何度も捕らえた

▼第13試合 メインイベント 第6代パンクラス・ライト級王者決定戦 5分5R
○徳留一樹(パラエストラ八王子/パンクラス・ライト級2位)
KO 4R1分24秒
●北岡 悟(ロータス世田谷/DEEPライト級王者、パンクラス・ライト級1位)
※徳留が第6代王者に

 北岡は2014年1月1日から5連勝、7月にDEEPライト級王座3度目の防衛にも成功し、“絶対王者”として君臨。パンクラス所属時に、パンクラスのタイトルマッチを2度経験しているが(2006年1月と2008年1月)いずれも敗れている。対する徳留はUFCで4戦(1勝3敗)を経験。契約解除後はパンクラスに戻り現在2連勝。

 1R、積極的にパンチを出しながらタックルを仕掛ける北岡に対し、低く構える徳留は長いリーチを活かして距離を取る。徳留の左ストレートが北岡の顔面を打ち抜き、北岡がダウン。徳留はパウンドで追撃すると、北岡は左目尻から出血しながら下から両脇を差して組み付き回復をはかる。

 2R開始と同時に、北岡にドクターチェック。再開後、パンチを交ぜながらタックルを仕掛けた北岡はテイクダウンに成功。立ち上がった徳留は金網を背にし、しつこく組み付く北岡の顔面にヒジ、パンチを落としていく。終了間際に北岡がテイクダウンに成功。ジャッジ2名がこのラウンドは北岡を支持する。

 3R、徳留のパンチに対し、北岡もパンチで応戦する展開に。北岡がタックルにいくと、これを耐える徳留がスリーパーを仕掛けにいく。北岡に決定的な攻めの場面はなく3Rは徳留が優勢。

 4R、徳留の左ストレートが何度も北岡の顔面を捕らえ、北岡は右フックを返す。

 プレッシャーを強める徳留が左ストレートをクリーンヒットさせると、北岡はダウン。徳留が鉄槌の連打で追撃したところでレフェリーが即座にストップ。北岡は倒れたまま立ち上がれず担架で運ばれていった。マイクを握った徳留は「国内70kg級で1番になれました。UFCからリリースされたので借りを返しにいきたいと思います」とUFC再出撃をアピールした。

 


 

パンチのラッシュを仕掛ける砂辺(右)

▼第12試合 セミファイナル パンクラス・ストロー級初代王者決定戦 5分5R
○砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/パンクラス初代フライ級&スーパーフライ級王者)
判定2-1 ※47-48、48-47、48-47
●阿部博之(ドラゴンテイルジム/パンクラス・ライトフライ級1位)
※砂辺が初代王者に

 両者は2011年12月にフライ級初代王者決定トーナメント決勝戦で対戦し、この時は砂辺が勝利。その後、砂辺は初代フライ級王座を2度防衛に成功、初代スーパーフライ級王座も獲得しており、今回は3本目の“初代”王座のベルトを狙う。対する阿部は修斗世界フライ級2位まで上り詰め、パンクラス参戦後は7勝3敗の戦績で現在3連勝中。

 1R、パンチ勝負の阿部に対し、砂辺は下がってしまう。阿部が片足タックルでテイクダウンし上からガッチリ押さえ込む。下の砂辺はヒジを当てにいくが、このラウンドはジャッジ三者とも阿部を支持。

 2R、砂辺は顔面への前蹴りで距離を取る。阿部が組み付いて砂辺のバックを制しグラウンドの状態に引きずりこみパンチを当てる。このラウンドも阿部優勢は変わらない。

 3R、プレッシャーをかけ積極的にパンチを出す砂辺。阿部は組み付いてテイクダウンを狙うものの、砂辺は距離を取りパンチのラッシュを仕掛ける場面も。ようやく砂辺が巻き返し、このラウンドはジャッジ二者が砂辺を支持。

 4R、足の止まった阿部に対し、砂辺は右ミドル、右ハイと蹴りを当て、阿部の前進にはテンカオを合わせる。

 完全に主導権を握った砂辺は5Rに右ストレートを当て、阿部の左目は腫れ出血も。阿部がテイクダウンに成功するも、すぐに立ち上がる砂辺は主導権を握らせない。阿部のタックルにはヒザを合わせる砂辺がパンチで追い込む場面もあり試合終了。

 2-1の僅差で勝利した砂辺は「日本で一番軽い階級のチャンピオンになりました。もう一つ団体があって、世界(王者)を名乗ってるやつがいるので、そいつと来年パンクラスでやりたい」と修斗世界フライ級王者・内藤のび太との王者対決をアピールした。

  

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