【修斗】のび太、ド根性ファイトでジャイアンと共に勝つ
サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦」
2015年11月29日(日)東京・後楽園ホール
▼第9試合 メインイベント 修斗世界フライ級チャンピオンシップ 5分5R
○内藤のび太(パラエストラ松戸/修斗世界フライ級王者)
判定3-0 ※49-46、49-47、48-47
●猿丸ジュンジ(シューティングジム横浜/修斗世界フライ級1位・挑戦者)
※内藤が2度目の防衛に成功。
9戦無敗の王者のび太が2度目の防衛戦を迎えた。挑戦者は“フライ級最強の拳”と呼ばれる打撃が得意な猿丸。3連続KO勝ちで4度目のタイトル挑戦の権利をつかんだ。
1R、パンチで攻め込もうとした猿丸にのび太がタックル。猿丸は完全に寝かされるのを防ぐが、のび太はしつこくテイクダウンを仕掛け、立ち上がろうとする猿丸に組み付いたまま最後まで抑え込んだ。
2Rものび太はすぐにタックル、立ち上がろうとする猿丸を寝かせにいく。猿丸は下からパンチを打ち、のび太も打ち返す。のび太はサイドポジションからマウントを奪い、パンチとヒジの連打。ここで「まだいくな」というセコンドの制止を振り切って腕十字を仕掛けると、猿丸が待っていましたとばかりに腕を抜いて立ち上がり、上からパンチを落とす。のび太もすぐに起き上がって上のポジションを奪い返した。
3R、このラウンドものび太がパンチをかいくぐってタックルに入り、立とうとする猿丸を必死に抑え込んでいく。猿丸に下からパンチ、ヒジを打たれたが上のポジションをキープして終えた。
4Rものび太がすぐにタックルで猿丸に尻餅をつかせて抑え込みにいく。しかし、猿丸が立ち上がってヒザ蹴り。のび太はまたもタックルを仕掛けるが、猿丸に立たれてしまい、さらにバックを奪われるピンチに。猿丸は背後から顔面にパンチを入れ、スリーパーを狙う。このピンチを耐えたのび太が最後に上を奪い返す。
5R、パンチからタックルにいったのび太だが、猿丸は立ち上がる。するとのび太はパンチの連打からまたもタックル。しつこく猿丸を寝かせにいく。猿丸が脱出に成功してものび太はなおも組み付いて寝技に引きずり込む。猿丸は片手をマットに着いてバランスを保ち、完全に寝かされるのを防ぐ。さらに抑え込むのび太の顔面にパンチを入れた。
熱戦は判定にもつれ込み、のび太が勝利。この日の第1試合で顔面血まみれになりながらも勝利したセコンドのジャイアン貴裕がマイクを奪い取り、「のび太、お前も疲れただろう。いっぱい殴られたな」と労をねぎらうと、のび太との対戦をアピールしているパンクラスのフライ級王者・砂辺光久に宣戦布告。「のび太とやりたいならこっちに来てもらえますか。自分の庭(パンクラス)でやりたいと言われてもね」と、やりたいなら修斗へ来いと返答した。
するとここで場内から「(大みそかの)RIZINでやれ!」との声が飛ぶが、ジャイアンは「年末のRIZINでとの声もありますが、ジャイアンは家族旅行でいないのでそこは考えていただきたい」と返答。のび太は、リングサイドで観戦していた榊原信行RIZIN実行委員長を見つけると「RIZINは無理だと思うので、何か機会がありましたらよろしくお願いします」と挨拶すると、榊原実行委員長は笑顔と拍手で応えた。
控え室でのインタビューでは、「猿丸選手はパンチもヒジもこめかみを狙ってきていて、殺されるかと思った」と試合を振り返り、「RIZINはこの名前では引っかかってしまうので(テレビ朝日から抗議を受けるかもしれないという意味)なんなら改名してもいいです」と言い、ジャイアンに引っ叩かれるのび太であった。
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