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【ムエタイ】石井一成、ローで追い込むもラジャダムナンで惜敗

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2016/04/13(水)UP

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「スックワンミットチャイ」
2016年4月13日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム

ネオナー(右)を右ローで追い込む石井(左)

▼第4試合 110ポンド(49.8kg)契約
○ネオナー・シッソンラム(タイ/ペッティンディジム)
判定3-0 ※三者とも49-47
●イッセイ・エクシンディコンジム(=石井一成/エクシンディコンジムJAPAN/東福岡高等学校3年在学)

 2月後半からサラブリ県、ノーナックシンジムで長期合宿を行っていた石井が、日本帰国を前にラジャダムナンスタジアムに参戦した。石井は3月21日にサラブリ県の草ムエタイにおいて快勝しており、どのような動きをみせてくれるか関係者の期待を集めた。対戦相手のネオナーはペッティンディー系列において、過去30戦の戦績を持つ18歳。石井とは互角の相手といえた。

 試合は初回から石井のローキックが軽快に決まる。ネオナーは石井の素早い蹴りをカットできず、多数のローキックを食らう。2Rに入り、石井はローキックを軸にネオナーの様子をうかがう。ネオナーの足が効いてきた事は一目瞭然だったが、石井はここで焦らずじっくりネオナーと距離をとる。手数が少ないからかレフリーが打ち合いを促す場面もあったほど。

 3Rに入り、ようやくネオナーは組んできた。試合はそれまでとは一変し首相撲合戦の展開へと移る。ネオナーは“ヒザの選手”という事前情報通り、組んだ状態になって、はじめてその強さを見せ始めた。

 4Rに入ってからも、この展開は変わらずヒザ合戦が続く。石井もヒザの連打で応戦するも、体制のやりとりでネオナーの方が有利な位置についていた。この3Rからのネオナーの挽回で試合はネオナー優勢の印象が強くなった。最終5R、石井は顔面前蹴りや得意のパンチも決めたが、ネオナーはしぶとく組んで細かいヒザでその場を凌いだ。最終ラウンドも終了し、ジャッジ採点は三者とも49-47でネオナーを勝者とした。

 試合後、石井はエクシンディコンジム・タイランドのチャイ会長から、今後の練習方針について厳しく指導されるも、同時に今後の展開についても提案をもらった。5月初めにタイでの次戦参戦も決まっており、石井はタイ関係者らからの期待に応えたいところだ。

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Photo & Text 早田寛 Hiroshi Soda

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