【ムエタイ】史上初の快挙、T-98がタイで防衛に成功
「RAJADAMNERN SUPER FIGHT」
2016年10月9日(日・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○T-98(クロスポイント吉祥寺/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者)
KO 3R ※右ローキック
●プーム・アンスクンビット(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級7位)
※T-98が初防衛に成功。
T-98は6月1日の『REBELS.43』にて、ムエタイ世界最高峰である二大王座のひとつラジャダムナン王座に挑戦し、見事に勝利してスーパーウェルター級王座を奪取。ムエタイ500年の歴史の中で、タイ人以外の外国人王者は6人目、日本人では5人目となる快挙を成し遂げた。
王者となったT-98はあえて敵地での厳しい防衛戦を希望し、それが今回実現。これまで日本人王者が本拠地ラジャダムナンスタジアムで防衛に成功した例はなく(同地での防衛戦が行われたのは1度のみ)T-98が達成すればムエタイ500年の歴史上初の快挙。
挑戦者は、当初6月のタイトルマッチで対戦した前王者ナーヴィーに決まっていたが、直前になってプームに変更となった。プームは19歳と若く、戦績は116勝39敗2分。ムエタイの国際イベント『THAI FIGHT』や『Super Muaythai』に出場したこともあり、外国人選手との対戦経験も豊富だという。
1R、左フックと右ローで攻めるT-98にプームも右ローを蹴り返す。首相撲勝負になってもヒザで蹴り負けないT-98。しかし、ラウンド終了間際にローを蹴ったところを足払いでコカされる。
2R、首相撲でコカされるT-98。起き上がるとすぐに右ローを集中連打。首相撲でのヒザの蹴り合いは互角だが、タイミングよくコカされてしまう。パンチで前に出るとプームが右ハイキックをヒット。T-98は右ボディストレート、左ボディブロー、そして右ローと攻め込んでいく。
3R、T-98が首相撲でプームをコカし、再び組み合うとヒザの蹴り合い。ヒジ、ヒザで攻めるプームに強い右ローを蹴るT-98。プームはこの右ローを露骨に嫌がる。
T-98が右ボディストレートからの右ロー、これでプームがダウン。もんどり打って倒れたプームに10カウントが数えられ、T-98がKO勝ち。
史上初の快挙を達成したT-98は、日の丸の旗をまとって勝利をアピールした。
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