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【新極真会】島本雄二、3連覇に向け好スタート

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2016/10/22(土)UP

 

3連覇を目指す島本雄二(左)が一本勝ちで初戦突破

NPO法人全世界空手道連盟 新極真会
「第48回オ-プント-ナメント全日本空手道選手権大会 ~第6回全世界ウエイト制空手道選手権大会・日本代表最終選抜戦~」(初日)
2016年10月22日(土)東京体育館

右の突きを打ち込む島本雄二(左)

 今大会は来年7月にカザフスタンで開催される『第6回全世界ウエイト制空手道選手権大会』(旧名:カラテワールドカップ)の日本代表最終選抜戦となり、男子94名、女子29名が日本一の座を無差別級トーナメントで争う。有力選手たちは1回戦シードで2回戦からの出場となった。

 男子は、一昨年の第46回全日本王者&昨年の第11回全世界王者・島本雄二(新極真会広島支部)が、鋭い突きで相手のボディを攻め立て、最後は中段下突きで一本勝ち。危なげなく初戦を突破し、3連覇(世界選手権は全日本選手権を兼ねる)に向けて好スタートを切った。

右の下段回し蹴りで攻勢をかける入来建武(右)

 その島本と昨年の世界選手権の決勝を戦い、5月の『第3回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』男子重量級で優勝した入来建武(新極真会東京城南川崎支部)も2回戦から登場。強烈な右の下段回し蹴りと中段突きで相手を圧倒し、判定5-0の優勢勝ちを収めている。

 また、『第3回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』男子軽重量級で優勝した前田勝汰(新極真会和歌山支部)は、序盤から勢いに乗った攻めを展開。相手のボディに突きの連打をまとめて1分10秒で一本勝ちと好調ぶりを発揮。

 昨年の世界選手権で5位に入賞した島本雄二の兄・島本一二三(新極真会広島支部)は、突きからの下段回し蹴りと内股蹴りで常に相手を退かせて判定5-0の優勢勝ち。上々の滑り出しとなった。

昨年の世界選手権で準優勝の17歳・南原朱里(左)が初戦を突破

 女子では、昨年の世界選手権に16歳で初出場し、いきなり準優勝を果たした南原朱里(新極真会福岡支部)が2回戦から登場。突きを相手の胸部と腹周りに細かく打ち込み、終盤には左右の中段・下段回し蹴りも織り交ぜ攻勢。判定4-0で優勢勝ちし、3回戦進出を決めた。

 その南原と昨年の世界選手権の準決勝を争った18歳の菊川結衣(芦原会館)も2回戦から登場。身長148cm、体重48kgと小柄な菊川は、体格で大きく上回る相手の懐に入り込んで突きを連打。常に前に出る果敢な攻めを繰り広げ、判定5-0の優勢勝ちで初戦を突破した。

18歳の菊川結衣(右)は体格で上回る相手を突きの連打で攻め立てた

 一方、無差別級の世界選手権以外でビッグタイトルを総なめにしている加藤小也香(愛知山本道場)が、初戦で姿を消す波乱も起きた。

 加藤を破ったのは重量級の成長株である17歳の藤原桃萌(福岡支部)。試合は本戦で決着がつかず延長戦にもつれ込むと、藤原が左右の中段回し蹴りを中心にアグレッシブな攻めを展開。加藤に後ろを向かせる場面を作り、判定3-1の優勢勝ちを収めた。

加藤小也香(左)は重量級の成長株である17歳の藤原桃萌(右)の前に屈した

 また、加藤小也香の妹である『第30回全日本ウエイト制空手道選手権大会』女子軽量級王者・加藤千沙(愛知山本道場)も、2回戦で敗れた。

 1回戦を延長戦の末に突破した千沙は、2回戦で『第3回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』女子軽重量級王者・荒木千咲(福岡支部)と対戦。両選手が突きと蹴りを打ち合い、再延長戦までもつれた熱闘は、判定5-0で荒木が制している。

 大会2日目となる明日10月23日(日)は午前10:00から開始され、3回戦~決勝戦までが行われる。

トーナメント表

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