【Invicta】女王・浜崎、UFCへ本格始動も初回TKO負け
Invicta Fighting Championships
「Invicta FC 22」
2017年3月25日(土・現地時間)アメリカ・ミズーリ州カンザスシティ スコティッシュライト・テンプル
▼セミファイナル・第7試合 ストロー級 5分3R
○リヴィア・ヘナタ・ソウザ(ブラジル/元Invicta FC世界ストロー級王者)
TKO 1R 1分41秒
●浜崎朱加(AACC/元JEWELSライト級王者/Invicta FC世界アトム級王者)
世界最大規模を誇るアメリカの女子MMA(総合格闘技)団体『Invicta FC』。浜崎はそこで2015年7月からアトム級(-47.6kg=105ポンド)の世界王座を保持している。今回は、自らの目標とするUFC出場を見据え、UFCが王座を認定するストロー級(-52.2kg=115ポンド)へと階級を上げての参戦となった(UFCはアトム級を設けていない)。
対戦相手のソウザは2015年4月のInvicta FCデビュー戦でいきなりストロー級王座を獲得した実力の持ち主。初防衛に成功するも、昨年5月に迎えた2度目の防衛戦でアンジェラ・ヒルに敗れて王座から陥落した。これまでの戦績は10戦9勝1敗。KO・TKO勝ちが2回、一本勝ちが7回と高い決定率を誇り、ヒル戦がキャリア10戦で唯一の黒星だ。
1R、サウスポーの構えからワンツーを放つ浜崎に、ソウザはローを返す。浜崎が細かいパンチを繰り出しながら前に出ると、ソウザは離れてリングを回る。いったん距離を取り直すと、今度はソウザが一気に距離を詰めて左ストレートから右フック。浜崎が下がるとソウザは追いかけてワンツー連打を振るってケージを背負わせる。
再び離れて距離を取り直す両者だが、ソウザはまたも左を繰り出しながら一気に間合いを詰めて右フック。ケージ際まで下がった浜崎が構え直してパンチを放とうとしたところに、ソウザは強烈な右フックを顔面に叩き込んだ。倒れ込んで顔を両手で覆った浜崎に対してソウザは鉄槌を連打。動かない浜崎の様子を見てレフェリーが試合を止めた。
UFC参戦を見据えて階級を上げた浜崎だが、前王者を前に初回TKO負けという悔しい結果となった。
PHOTOS=Esther Lin, Invicta FC(C)
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