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【ベラトール】元UFCの強豪ムサシ、移籍初戦は元王者に辛勝

2017/10/20(金)UP

ウィリアムス(右)が多彩な蹴り技を駆使して、ハーディー(左)の強打を封じた

▼女子フライ級 5分3R
○クリスティーナ・ウィリアムス(28=アメリカ)
TKO 2R 2分00秒 ※ハーディーの負傷によりドクターストップ
●ヘザー・ハーディー(35=アメリカ/元ボクシングWBCインターナショナル女子スーパーバンタム級&フェザー級王者)

 新たにタイトル創設が正式決定され、更なる盛り上がりを見せるベラトールの女子フライ級戦線。この階級のスター候補として大きな期待を集めているのが、ボクシングのWBCインターナショナル二階級制覇の実績を持つハーディーだ。

 ハーディーは今年6月のベラトール・ニューヨーク大会でMMAプロデビューを果たし、パンチのテクニックを見せつけた末に3R・TKO勝ちを収めた。今回がMMA第2戦目となる。対するウィリアムスも今回がプロデビュー戦で、ハーディーと同じくボクシングをバックボーンに持つハードパンチャーだ。

ハーディー(左)の頭を押さえて、エルボー連打を叩き込むウィリアムス(右)

 前日計量の際には、昨年8月のWBC世界女子フェザー級タイトルマッチでハーディーに敗れたシェリー・ヴィンセントが突如乱入し、ハーディーに因縁をつけるというハプニングが発生。注目度がいっそう高まる中で試合を迎えることとなった。

 1R、いきなり後ろ回し蹴りを放ったウィリアムスは、横蹴りや前蹴りも混ぜながら蹴り主体の攻め。ハーディーはすぐさまパンチ連打を返し、左フックを当てる。だが、ウィリアムスはパンチからハイにつなげ、打ち合いからエルボーもヒットさせる。両者が接近戦で繰り広げる激しい打ち合いに会場が大きく沸く。

 だが、ウィリアムスの長いリーチから繰り出される多彩な蹴り技を前に間合いが合わず、徐々にパンチを空振りさせる場面が増えるハーディー。ウィリアムスは強烈な右ミドルを叩き込むと、動きが落ちたハーディの頭を片手で押さえながら怒濤のエルボー連打を浴びせ、離れ際には右ハイもヒットさせる。ハーディーは鼻から流血した状態で、ラウンド終了を迎えた。

 2R、焦りの色も濃くなるハーディーは、大振りのパンチを空振りさせて転倒。ウィリアムスはすかさずパンチ連打を落とす。立ち上がると再びパンチで向かっていくハーディーだが、ウィリアムスは絶妙なタイミングで左ミドル&ハイを蹴り、エルボーも合わせる。

 すると、ハーディーが左フックを放とうと頭を下げた瞬間に、ウィリアムスの強烈な左ハイがクリーンヒット。この一撃でぐらついたハーディーが後ろに下がって距離を取り直したところで、レフェリーがドクターチェックを指示。鼻骨付近を大きくカットし、顔面が鮮血にまみれたハーディーは試合続行不可能となった。

 デビュー戦ながら確かな強さでウィリアムスがスター候補のハーディーを圧倒し、TKO勝ちを収めた。試合後、マイクを向けられたウィリアムスは「自信を持って試合に臨んだわ。ボクシング対策と試合プランをしっかりと準備していて、それがしっかり機能したと思う」と、落ち着いた口調で振り返った。

 さらに、11月3日に開催される次回大会『Bellator 186』で初代女子フライ級王座を争うイリマレイ・マクファーレンとエミリー・ダコーティに対してコメントを求められると、「私は誰とでも戦うわ」と意欲を示した。

PHOTOS(C)Bellator MMA

●次ページ:クロンと並ぶ、無敗の新世代グレイシーが登場

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