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【ZST】関鉄矢が打撃戦を制し、王者第一戦を勝利で飾る

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2018/03/17(土)UP

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関(右)が積極的に打撃で攻めて勝利


ZST実行委員会/ZSTインターナショナル

「ZST.59」
2018年3月17日(土)東京・新宿FACE

▼メインイベント ZSTルール フェザー級 5分2R
〇関 鉄矢(SONIC SQUAD/第4代ZSTフェザー級王者)
判定3-0
●樋沼朝光(RIKI GYM/和術慧舟会GODS)

 関は強い打撃力を持ち、昨年11月大会で橘川尋貴を破り第4代ZSTフェザー級王座に就いた。現在5連勝中。対する樋沼も“コワッシャー”(壊し屋+クラッシャー)の異名を持つ強打の持ち主で2015年8月には第3代ZSTフェザー級王者・加藤惇に挑戦したこともある。ともにKO狙いの打撃戦を仕掛けるだけに激しい試合が期待された。

 1R、戦前の期待通り、両者は左右フックで打ち合いを繰り広げる。関がラッシュを仕掛ければ樋沼も左右フックをブンブンと振り回して応戦。樋沼が左フックをヒットさせると、またも打ち合いとなって関が猛攻。樋沼も打ち返して前へ出るなど両者譲らず。

 2R、関は右のパンチを連続ヒットさせると一気に前へ出てラッシュを仕掛ける。樋沼も下がりながらフックを返すが、関の勢いが優っている。樋沼は左ミドルを蹴って左右フックで前へ出るが、関の右を被弾。

 樋沼は組み付くと豪快な首投げを見せチョークを仕掛けたが、関に立たれる。残り30秒、タックルにいった樋沼に関がバックを奪ってチョークスリーパーの体勢に。そこで試合終了。

 関が王者の意地を見せての判定勝ちを収め、「またしても判定になってすいません。樋沼選手が本当に気合いが入っていて倒しきれなかったです。つまんない試合だったとは思わないですが、次は倒せるように強くなってくるのでまた応援よろしくお願いします」と、次こそKOで勝ちたいと誓った。


高橋(上)が強烈な打撃で上田(下)を追い込んだ

▼第9試合 ZSTルール フライ級 5分2R
〇高橋拓也(ストライプル取手)
判定3-0
●上田貴央(FIGHTER`S FLOW)

 上田はタイトル挑戦を目前にしており、この試合の勝利を手土産にしてタイトルマッチの実現を目論む。高橋は「そう思い通りにさせない」と、上田のタイトル挑戦へ待ったをかけると宣言して試合に臨んだ。

 1R、上田が打撃でいくところへ高橋は左ミドル、左フックを返してクリーンヒットさせる。上田はそれをカバーするようにタックルへ行く。高橋の強い蹴りに苦しみながらも、2度テイクダウンを奪った上田が、パウンドを打ち込んでこのラウンドは終了。

 2Rが始まってすぐにタックルで突っ込む上田。逃げようとする高橋の足を最後まで離さず、テイクダウンを奪った。オモプラッタの連続で脱出した高橋に上田はすぐにタックル。テイクダウンして上を奪うとパウンドを打つ。高橋も下から腕十字を狙う。

 またも立ち上がる高橋が蹴り。上田はガムシャラに低い位置からのタックルを仕掛けていき、またもテイクダウン。しかし残り15秒、高橋が下から起死回生の三角絞めの体勢に。これを上田が耐えて試合終了。

 上田のテイクダウンか、高橋の打撃かで難しい判定となったが、高橋が勝利を収めた。高橋はマイクを持つと、「上田選手に勝たせてもらってベルトの挑戦を阻止しましたが、代わって俺が挑戦と言いたいところですが自分は知名度も勝敗もダメだと思っているので、みんなにこいつでいいと言われるくらい今年1年頑張ります」と、王座に挑戦するにふさわしい選手になるとアピールした。

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・メインはフェザー級王者・関鉄矢vs樋沼朝光の強打者対決

・アクシデント勃発も関鉄矢が橘川に勝利し新王者に

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