【ボクシング】八重樫東が2回TKO勝ちで再起飾る
大橋ボクシングジム
「第63回フェニックスバトル」
2018年3月26日(月)東京・後楽園ホール
▼スーパーフライ級 3分10R
〇八重樫東(35=大橋ジム/世界三階級王者)
TKO 2R 2分24秒 ※レフェリーストップ
●フランス・ダムール・パルー(34=インドネシア/インドネシア・フライ級王者)
八重樫は昨年5月のIBF世界ライトフライ級王座統一戦で暫定王者ミラン・メリンド(フィリピン)に初回TKOで敗れてIBF世界ライトフライ級王座を失い、一時は引退も考えたが日本人初の世界四階級制覇を目指して現役続行を決意。10カ月ぶりの再起戦を迎えた。
対戦相手は20勝(12KO)18敗2分の戦績を持つインドネシア・フライ級王者のパルー。
1R、パルーはガードを固めて左右フックを繰り出し、八重樫はフットワークを使ってそれをかわしていく。八重樫の強烈な左ボディブローが入るとパルーはボディを警戒してさらにガードを固める。それでもどんどん前へ出て左右フックを繰り出すが、八重樫のワンツー、左右ボディからのアッパーがヒット。
2Rもガードを固めて前へ出てくるパルーだが、八重樫の左右ボディブローをもらうと身体を丸めてしまう。打ち合いを挑んだ八重樫が左フックでグラつかせ、右フックでダウンを奪った。完全にボディを嫌がって前傾姿勢をとるパルーだが、それでも前へ出続ける。
しかし、八重樫がボディ攻めからの左フックでダウンを追加し、身体を丸めて八重樫のボディ攻撃に耐えるパルーに最後は左ボディブロー。パルーが3度目のダウンを喫したところでレフェリーストップがかかった。
八重樫は「今日はやりたいことも出来ず、練習したことも出来ず、堅かったですね。怖くもあり、いろいろなことを考えちゃって。でもこうやって戻ってこれて凄く楽しいところだと思ったし、やっぱりリングはいいですね」と、復帰した喜びを語る。
「まだまだ自分はスーパーフライ級でやっていけるとは思っていないので、今日も内容的には全然なので精進します。このような内容では到底勝っていけないと重々承知していますので、35歳ですがまだまだ頑張っていきます。次の試合を楽しみにしていただけれればと思います」と、冷静に自分を振り返った。
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