【NJKF】健太がダウンを奪い憂也に勝利、エースとして団体を盛り上げる宣言
NJKF事務局
「NJKF 2018 2nd」
2018年6月24日(日)東京・後楽園ホール
▼第9試合 メインイベント スーパーファイト 66.5kg契約 3分5R
〇健太(30=E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
判定3-0 ※48-47、49-48、49-47
●憂也(25=魁塾/第2代DEEP☆KICK65㎏級王者)
健太は77戦のキャリアを持ち、NJKFを長くけん引してきた大ベテラン。試合間隔を空けないことでも知られ、今年に入っても2月のKNOCK OUT、3月のクンルンファイト、4月のKNOCK OUT、さらに5月6日には再びクンルンファイトと日本人キックボクサーとしては異例の月イチ試合とハイペース。
対する憂也は6連続KO勝利したこともあるハードパンチャーで、関西が主戦場のDEEP☆KICK65kg王者。強打を武器にRISEや新日本キック、シュートボクシングと様々な団体で活躍している。昨年4月には初の海外試合で、中国の『WAR WOLF FIGHT』に出場、2015年英雄伝説準優勝者に競り勝っている。
1R、ローを蹴っていく健太は憂也の左ハイ、右ストレートをしっかりとブロック。健太は右のカウンターもヒットさせる。
2Rが始まってすぐ、健太が飛び込みざまに放った右フックがヒット。続く右フックの連打でダウンを奪う。ラッシュを懸ける健太だが、憂也も打ち合ってここをしのぐと健太は一度手を休める。終盤またも右フックをクリーンヒットさせ、憂也はガクッとヒザを折る。
3R、パンチのコンビネーションを出す憂也に、健太はステップ、ブロック、ボディワークでかわしていく。すると憂也はヒザをボディへ突き刺す。パンチからヒザを繰り出す憂也に健太は右フックと右ローを返す。
4R、手数を出して攻める憂也は左ボディブロー、右ヒザ、右ストレート。健太はバックスピンエルボーを繰り出し、右フックも当て返す。このラウンドは憂也の攻勢が目立った。
5Rもパンチとヒジで前へ出て攻める憂也に、健太は右ローを蹴って左右フックで応戦。健太も右ヒジでクリーンヒットを奪う。憂也に一発もらえば健太も一発返すと一進一退。最後は打ち合って試合終了となり、判定でダウンを奪った健太が勝利を収めた。
健太はマイクを持つと「今日はメインらしく、若いヤツを蹴散らしてスカ勝ちしようと思ったんですが、疲れて若い選手に巻き返しを喰らったベテランです。僕はもう一度NJKFを満員にしたい。いま階級をどんどん下げているので、スーパーライト級にして大和哲也選手とか、そういう試合をして盛り上げていきます」と、NJKFにスポットライトが当たるように頑張りたいと宣言した。
▼第8試合 セミファイナル 日泰国際戦 70kg契約 3分3R
〇YETI達朗(33=キングジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者)
TKO 1R 1分36秒 ※左フック
●クンタップ・チャロンチャイ(38=タイ/元WMAFスーパーウェルター級王者)
6連勝と絶好調のYETIが、古豪ムエタイ戦士クンタップと対戦する。クンタップは異種格闘技イベント『巌流島』にも参戦しており、キックボクシングの試合は昨年9月以来となる。
1R、前に出るYETIが左ボディブローをヒットさせれば、クンタップも強い右ミドルを蹴る。ロープを背負うクンタップにYETIの左フックが直撃し、クンタップは倒れて痙攣。YETIが衝撃のTKO勝ちを飾った。
マイクを持ったYETIは「これからも強くなっていくので皆さん、応援よろしくお願いします。今日の大会コンセプトは『主役は誰だ?』でしたが、本日の主役は俺です」と高らかに宣言した。
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