【ベラトール】無敗の女王マクファーレンが一本勝ちで初防衛成功、元UFCトップファイターの挑戦状にも受けて立つ
Bellator MMA
「Bellator 201」
2018年6月29日(金・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州テメキュラ ペチャンガ・リゾート・アンド・カジノ
Photo by Bellator MMA
▼メインイベント 女子フライ級タイトルマッチ 5分5R
○イリマレイ・マクファーレン(28=アメリカ/Bellator MMA女子フライ級王者)
一本 3R 3分55秒 ※腕ひしぎ十字固め
●アレハンドラ・ララ(23=コロンビア/挑戦者)
※マクファーレンが初防衛に成功。
マクファーレンは昨年11月の『Bellator 186』でエミリー・ダコーティとBellator MMA初代女子フライ級王座を争い、会心の一本勝ちで王座獲得に成功。2015年1月のプロデビューから7戦全勝という実力に加え、エキゾチックな雰囲気を醸し出すルックスや明るいキャラクターも人気を呼び、現在は同団体の女子部門をエースとして牽引している。今回は初防衛戦となる。
対する挑戦者ララは2011年12月にプロデビューし、現在までの戦績は7勝1敗。Bellator MMAには昨年11月の『Bellator 190』で初参戦を果たし、ベテランのレナ・オフチニコワを得意の寝技で圧倒した末に最後はチョークスリーパーを極め、一本勝ちでデビュー戦を飾った。今回わずか2戦目での王座挑戦となる。
1R、組みの攻防から投げを放つマクファーレン。ララが倒されまいと踏ん張ると、マクファーレンは自ら引き込むようにガードポジションを取り、すぐに下から三角絞めに捕らえる。これを極め損ねたマクファーレンはララにサイドポジションを許すが、終了間際にスクランブルに持ち込んで立ち上がる。
2R、ララが組みの攻防からの離れ際に鋭い左エルボーと右ストレートの連打。マクファーレンはこれをかわしていったん離れるも、またすぐに組みついて鮮やかな投げでテイクダウンを成功させると、サイドポジションをキープしながら鉄槌を落とす。スクランブルから脱出を試みるララに対し、マクファーレンはバックに回り込んでチョークを仕掛けるが極めきることができない。
3R、バックスピンエルボーを空振りさせたララの背後から組みついて、グラウンドに引き込むマクファーレン。亀の状態になったララの背後からマクファーレンはパンチを落とし続ける。ララがこれを嫌がり動いたところで、マクファーレンはマウントポジションを奪って一気に腕十字を極めにいく。ララは長い足を絡めて何とか外そうと粘るが、マクファーレンは体勢を立て直してしっかりと極めきり、最後はタップを奪った。
王者マクファーレンがグラウンドで挑戦者ララを圧倒し、一本勝ちで初防衛を果たすとともに無敗記録を「8」へと更新した。試合後の勝利者インタビューで、マクファーレンは元UFCトップファイターのヴァレリー・レターノーが対戦をアピールしていることについて聞かれると、「彼女に同意するわ。私も彼女が次の挑戦者に相応しいと思っている」と前向きな返答。続けて「少しお願いしたいことがあるの。私の出身地であるハワイで大会を開いて欲しい」と、ハワイ大会の開催をアピールした。
▶︎次ページ:女子フライ級の次期挑戦者を占うベテランvs新星の一戦
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