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【ボクシング】伊藤雅雪が37年ぶり快挙、米で世界王座奪取=4Rにはダウン奪う猛攻

2018/07/28(土)UP

37年ぶりの快挙で新王者となった伊藤雅雪(Getty images)

 世界最速の3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコが返上したタイトル「WBO世界スーパーフェザー級王座」の決定戦が7月28日(日本時間29日)、アメリカのフロリダ州キシミーで行われ、世界初挑戦となった同級2位の伊藤雅雪(27=伴流)が3-0の判定で同級1位のクリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)を破り新チャンピオンに輝いた。

 23戦全勝(15KO)のディアスに対し、伊藤はスタートから体重を乗せたパンチで積極的に攻めた。
 1Rからディアス得意の左フックをしっかりガードし、ラウンド終盤には伊藤の左レバーブローでディアスが「ウッ」と唸る場面も。
 しかし、2Rも伊藤の左ボディがコツコツ入るが、ディアスは手数で追い上げる。3Rは打ち合いになり伊藤がディアスの攻撃を徐々に貰うが、ディアスは左目が腫れ始める。

伊藤の右ストレートがディアスにヒットした瞬間(Getty images)

 4R中盤には伊藤が左から右ストレートの連打がクリーンヒットしディアスからダウンを奪う。
5R、ディアスが優勢に進めれば、6Rは伊藤が積極的に攻め優勢に進めるなど一進一退の攻防が続く。

 8R終了時にはディアスの左目が大きく腫れ視界を塞いだが、9Rはディアスの左フックで伊藤がバランスを崩すシーンが2度ほどあり、更には11Rにもディアスの左がクリーンヒットし、ぐらつく伊藤。そんな中でも伊藤は常に闘志を出し、体重を乗せたパンチで前に出て連打を見舞いディアスを防戦一方にさせる猛攻ぶりを多く見せた。

 最終の12Rは伊藤が接近戦のラッシュでディアスの顎を跳ね上げればディアスが左フックをヒットさせるという展開だったが、後はお互い打ち合いになり終了のゴング。
 判定は116-111、117-110、118-109の差をつけ3-0で伊藤が勝利。戦績を26戦24勝(12KO)1敗1分とした。

 アメリカで世界タイトルを獲得したのは三原正(三迫)が81年にニューヨークで行われたWBA世界スーパーウェルター級王座決定戦で勝利した以来 37年ぶりの快挙となる。

 試合後、伊藤は「1Rやったときに自分の力が通用するとわかった。とにかく倒すと思っていて、終わった時はやりきった気持ちが強かった。(ディアスは)試合前からナイスガイで本当にいいファイトができると思っていた。本当にいい試合だった。今後は与えられるのなら、もっと大きな試合をどんどんして行きたい」と喜びを語った。

「伊藤雅雪vsディアス」
WOWOW再放送
7月30日(月)21時より WOWOWライヴにて放送
https://www.wowow.co.jp/sports/excite/

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