【ボクシング】無敗の王者に世界戦を挑んだ37歳・大竹秀典がTKOに散る

前日計量でドグボエ（左）と大竹

　8月25日（日本時間26日）にアリゾナ州グレンデールで行われた「ＷＢＯ世界スーパーバンタム級タイトルマッチで２度目の世界挑戦となる大竹秀典（37=同級６位/金子）がプロ19戦全勝(13KO)の無敗の王者アイザック・ドグボエ（23＝ガーナ）に挑んだが、１R2分18秒でTKO負けを喫した。

　ドグボエは序盤から積極的に攻め、開始約1分で沈み込みながら放った左フックがヒットし大竹はダウン。

試合会場に入りリングを入念にチェックする大竹だったが、勝利に至らなかった

　すぐに起き上がったものの、続けて右フックを喰らいスタンディングダウンを取られると、再開後にはドグボエの左フックで大きくバランスを崩した大竹は、その状況でも前に出てせめて行こうとするが、ドグボエが大竹の顔とボディに左右のフック、アッパーを７発連打。防戦一方の大竹のガードをかいくぐって次々とヒットし、レフェリーが試合を止めた。

　大竹は、まだできるというゼスチャーを見せたが、ドグボエのTKO勝利となり王座防衛、大竹の最年長世界奪取記録はならなかった。

ツイート フォロー

●編集部オススメ

・最年長記録なるか、37歳の大竹秀典が計量クリア＝あす世界戦

・36歳大竹がTKO勝利しOPBF東洋太平洋を初防衛

LINEでeFight（イーファイト）格闘技情報を友だち追加しよう！