【ボクシング】WBSSのスーパーライト級は王者レリクが判定勝利「相手はタフで驚いた」
10月7日(日)神奈川・横浜アリーナで開幕した『WORLD BOXING SUPER SERIES』のスーパーライト級一回戦でWBA世界スーパーライト級チャンピオンのキリル・レリク(28歳・ベラルーシ)が同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38歳・ロシア)に判定3−0で勝利した。
レリクは24戦(22勝2敗)のうち19勝がKO勝利という高いKO率を誇るハードパンチャー。対するトロヤノフスキーも28戦(27勝1敗)のうち24勝がKO勝利というハードパンチャーでKO必至の対決と注目されていた。
王者・レリクは1Rから圧力をかけ前へ。右をヒットさせトロヤノフスキーはぐらつく。更に2Rも右をヒットさせ会場がざわめく。3Rは打ち合いの中、レリクの左がヒット、トロヤノフスキーはレリクが出てきたところにフック、アッパーを合わせヒットさせる。
4R、レリクの大振りのフックがヒット、そして連打。トロヤノフスキーは防戦一方になるがクリーンヒットは逃れる。
以降もジャブの打ち合いから機を見て前に飛び込み連打に行くレリクに、トロヤノフスキーは打ち終わりを狙いヒットを狙う展開。
9Rにもレリクの右フックで動きが止まり防戦一方になるトロヤノフスキーだったが、最終の12Rではワンツーの右をヒットさせ、レリクを仰け反らせるなどの見せ場を作った。それでも判定は3者とも115-113でレリクが勝利した。
勝ったレリクは「KOを狙いすぎて倒せなかった。タフな相手だった。これだけ攻めても倒れなかったのは私も驚いた」とトロヤノフスキーを褒めた。
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