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【RISE】無敗対決を制した16歳・田丸辰が初代王者に、那須川天心も祝福

2018/11/02(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

RISEクリエーション
「RISE 128」
2018年11月2日(金)東京・後楽園ホール

2度のダウンを奪った田丸(左)が大差の判定勝ち

▼第11試合 初代スーパーフライ級(-53kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
●金子 梓(23=新宿レフティージム)
判定0-3 ※45-49、45-49、44-50
〇田丸 辰(たまる・とき/16=平井道場)
※田丸が初代王座に就く。

 金子は空手とレスリングをバックボーンに持ち、フィジカルの強さと止まらない攻撃で対戦相手を圧倒する。昨年6月にプロデビューし、8戦全勝。田丸はジュニア時代から数々のアマチュアタイトルを獲り、昨年9月にプロデビュー。サウスポーで卓越したボクシングテクニックとスピード・ディフェンスを持つ。7戦7勝の戦績を誇る高校2年生だ。

 RISE最軽量級となるスーパーフライ級の初代王座は、この無敗同士によって争われた。

 1Rから田丸がジャブを突いてストレート、フックにつなげていき、金子がそれをブロックしてローを蹴っていく展開。

 2Rは田丸がジャブに加えてヒザを蹴り、金子は右ストレートを返す。田丸がワンツーとローのコンビネーションを多用すれば、金子は右ストレートとヒザ蹴りで前へ出て圧力をかけ始める。金子はボディから顔面へのコンビネーションパンチで応戦。

 3R、田丸はジャブを多く突きながらパンチからの左ミドルをヒットさせる。田丸のパンチ連打がヒットするが、金子はものともせず前へ出て接近戦でのフック&アッパー。これに田丸が押され気味に見えたところで、田丸の左フックがジャストミート。ダウンを奪う。ダメージの深い金子に左右フックの連打を浴びせ、左ストレートで2度目のダウンを奪ったところでラウンド終了。

 4R、金子はガードを固めて右ローを蹴り、左ストレートを当てていく。至近距離での打ち合いになると金子はボディを連打。田丸のボディと足を攻めて逆転を狙う。

 5R、ボディを攻める金子に田丸は至近距離でフックを当てに行き、金子はヒザ蹴りで対抗。金子の連打に田丸も打ち合いに応じ、ヒザを蹴り合う。どちらも下がらずに打ち合う両者に歓声が沸き、金子はハイキックで逆転を狙うが田丸はしっかりとブロック。最後まで打ち合い、熱戦の勝敗は判定に持ち込まれたが、3Rに2度のダウンを奪った田丸が大差の判定勝ち。初代王座に就いた。

 田丸は号泣しながら「10年間育ててくれた会長、ありがとうございました。このベルトは僕の力だけでなくみんなが支えてくれたおかげで獲れたものです」とお礼を述べる。

 そして「(那須川)天心を超えると言ってこんな情けない試合をしてすいません。これからも無敗で天心のところまでたどり着き、天心を超えるのでよろしくお願いします。いつか天心を超えないといけないと思います。このベルトの価値を上げて、もっと強くなったら那須川選手やりましょう!」と、打倒・那須川天心を目標に掲げた。

 実は田丸、幼い頃から那須川と練習しており、那須川を「天心」と呼ぶ仲。試合前日の夜も那須川に「どうすれば勝てるか?」と聞いたところ「1~3Rはパンチでポイントを取って、4・5Rはダウンを取られなければ勝てるよ。勝ちに徹しろ」とのアドバイスを受けたという。また、客席から那須川が送っていたアドバイスの声も「よく聞こえた」と言い、「倒すべき相手ですが、いい先輩です」と語った。

 試合後のインタビュースペースには那須川も祝福に訪れ、一緒に記念撮影に収まった。


左ストレートでKO勝ちした松倉(右)

▼第10試合 -72kg契約 3分3R延長1R
〇松倉信太郎(26=TRY HARD GYM/RISEミドル級3位)
KO 2R 38秒 ※左ストレート
●籔中謙佑(32=KUMA GYM/RISEミドル級9位)

 松倉は2009年のK-1甲子園で王者となり、K-1・Krushを主戦場にキャリアを重ね、2012年にはKrush YOUTH GP 2012の70kg王者に。今年6月から舞台をRISEに移して第2代ライト級王者イ・ソンヒョンと対戦したが、延長の末、判定負けを喫した。しかし8月のRIZIN愛知大会では、シュートボクシング日本ウェルター級1位の奥山貴大にKO勝ち。

 対する籔中は、RISE三階級制覇王者・裕樹の弟子。過去にWBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者・白神武央を破った実績を持つ強豪だ。自らのジム『KUMA GYM』を8月に立ち上げてからの初戦となり、白星を飾りたいところ。

 1R、松倉は重い左ミドルを中心に攻め、藪中は左ローを蹴り返す。自信満々に前へ出る松倉が左フックからの右フックをヒットさせ、左ミドルから左ストレート、右フックで藪中の顔面を襲う。藪中は様子を見たのか、手数は少なめ。

 2Rは藪中が前へ出てパンチを出してきたが、松倉が左ミドルからの強烈な左ストレート。藪中はコーナーへ吹っ飛ぶようにしてダウンし、立ち上がることは出来なかった。

 2連続KO勝ちを収めた松倉は笑顔で勝利のダンス。そしてマイクを持つと「自分はRISEの70kg(ミドル級)のベルトが欲しくて、ベルトを獲って他団体の70kgを片っ端から倒して70kgで一番強いのはRISEだと証明したい。それが出来るのは自分だと思う。TRY HARDは誰とでもいつでもどこでもやります」と、タイトルを獲ってRISEを引っ張っていきたいとアピールした。

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