【イノベーション】宮元啓介が多彩な足技、2018年を勝利で締めくくる
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「CHAMPIONS CARNIVAL 2018-II」
2018年12月8日 (土)東京・ 新宿FACE
▼第10試合 トリプルメインイベント3 スペシャルワンマッチ 57.5kg契約 3分5R
〇宮元啓介(橋本道場)
判定3-0 ※49-48、49-48、50-48
●“闘ふ神主”櫻木崇弘(武勇会)
宮元は空手仕込みの足技で国内軽量級のトップクラスで活躍。これまでWPMF世界スーパーバンタム級王座を始め5本ものチャンピオンベルトを獲得。那須川天心を始め、小笠原瑛作、江幡塁ら国内トップ選手としのぎを削ってきた。ホームリングであるイノベーションへの出場は約3年ぶり。
対する櫻木は、香川県高松市の廣田八幡神社で神主を務め自ら“闘ふ神主”と名乗る変わり種。2016年10月にINNOVATIONフェザー級王座を獲得した。
しかし王座は今年5月に浅川大立に奪われ、現在4連敗中。一階級下の宮元を相手に連敗脱出を狙う。
1R、両者とも蹴りで様子を見ていく。宮元は左の三日月蹴りを連発し、櫻木は右ミドルを蹴り返す。
2Rも蹴り合いが続くが、櫻木がパンチで前へ出て宮元をコーナーへ追い込む場面も。宮元は冷静に左ミドルを蹴っていくが、櫻木に組み付かれてのヒザをもらう。
3Rもローとミドルを蹴り合う両者。宮元はパンチからの右ローを多用する。櫻木はジャブを当てていくが、右ストレートはかわされる。櫻木は組み付いてのヒザ蹴りに活路を求めていく。
4Rも宮元は右ロー狙い。その右ローをまともにもらう櫻木。宮元は左ボディブロー、左ミドルでボディも攻める。宮元は顔面前蹴りも放つ。宮元がローとボディ攻めで優勢に。
5R、宮元は前へ出てくる櫻木に右ヒジをヒットさせる。多彩な蹴りとパンチでボディを攻めていく宮元に、櫻木は組んでのヒザ蹴りで対抗。残り20秒で宮元が飛び後ろ蹴り、そしてパンチをまとめ打って優勢を印象付け、宮元が判定で勝利を収めた。
▼第9試合 トリプルメインイベント2 INNOVATIONライト級タイトルマッチ 3分5R
〇翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定3-0 ※50-47、49-47、50-47
●櫻井 健(習志野ジム)
※翔が防衛に成功。
両者は昨年12月大会の王座決定戦で対戦。ヒジで斬り合う流血戦を制し、翔が戴冠している。翔はINNOVATIONやWMC日本ライト級王者他、6冠を経験している強豪。櫻井戦からは現在4連勝中と、ベテランの強さを見せつけている。
1R、前に出るのは櫻井。左右ローと右ストレートを繰り出していく。翔は下がりながら様子を見て、櫻井に左ストレートをヒットさせると組み付いてヒジも当てる。終盤には強烈な左ミドルを蹴る翔。
2Rは翔が前へ出て左ストレートとヒジを狙って行き、接近すると首相撲からのヒザ蹴り。組まれると不利な櫻井は前へ出てくる翔へワンツーを狙うが、ヒジをもらった。
3R、櫻井は前進して来る翔に右ミドルと右ストレートで対抗。しかし、組まれるとヒザを蹴られる。翔は左ストレートをヒットさせるとヒジを叩き込んでいく。
4R、首相撲でヒザを蹴り合う両者。離れると櫻井が右ストレートをヒットさせるが、翔は構わず前へ出て組み付き、首相撲で転倒させる。前へ出る翔は櫻井の右ストレートを被弾する場面が目立つが、前へ出て攻撃を続ける。
5Rはミドルの蹴り合いから翔が前へ出てパンチ、ヒジ、ヒザと攻めまくる。左ヒジでのカットに成功し、櫻井はドクターチェック。再開後、櫻井は前へ出てパンチでの逆転を狙うが、翔は首相撲に持ち込む。ヒジとパンチ、そして組んでのヒザで櫻井の傷口を狙う翔。
判定は3-0で翔が勝利。櫻井のリベンジを退け、王座防衛に成功した。
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