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【ボクシング】拳四朗が5度目の防衛に成功、大差の判定もダウン奪えず反省点

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2018/12/30(日)UP

最終ラウンドでボディを打ち込む拳四朗

 12月30日(日)、東京・大田区体育館にてプロボクシング『WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ』が行われ、王者・拳四朗(26=B.M.B)が挑戦者で同級7位のサウル・フアレス(28=メキシコ)を判定3-0(120-108、119-109、119-109)で破り、5度目の防衛に成功した。相手にクリーンヒットはもらわなかったものの、しかしダウンは奪えず、連続KO勝利記録は3でストップした。

 拳四朗は得意の左ジャブと右ストレート、フックを繰り出し2Rにフアレスの鼻から出血。
 早い試合決着になるかと思われたが、拳四朗のクリーンヒットからの追撃もフアレスは頭を振ってうまく逃れる。

 中盤ラウンド以降、拳四朗はボディブローも多く出し、相手の動きが止まる場面も多く、会場からは「ボディ打ってけ!」と声援が飛ぶ。

 8R以降、ラウンド毎に拳四朗の右ストレートがヒットし、コーナーに詰めて連打して行くが倒しきれず。

 最終Rは、お互いボディの打ち合いとなり、拳四朗はボディに集中する。終盤コーナーに詰め連打したが、試合終了。始終、拳四朗のペースだったがダウンは奪えなかった。

 試合後のインタビューで「相手に合わせすぎたところが反省点。頭を振ってくるし。距離がつかめなかった」と拳四朗は述べた。

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