【ボクシング】井上岳志、接近戦挑むも王者ムンギアの牙城崩せず
1月26日(日本時間27日)アメリカ・テキサス州ヒューストンにて行われたWBO(世界ボクシング機構)世界スーパーウェルター級タイトルマッチで、王者ハイメ・ムンギア(22=メキシコ)が同級3位の井上岳志(29=ワールドスポーツ)を判定3-0で下し、3度目の防衛に成功した。
1R開始早々、詰める井上に距離を取るムンギア。井上の連打でムンギアはロープを背にする。
後半に入るとムンギアはジャブの連打からボディ、右フックと連打。井上はしっかりガードする。
2R、井上の右のロングフックがヒットするもムンギアもワンツーボディブローのコンビネーションを多く出しムンギアの左ボディブローがヒット。井上が前に圧力をかけて接近戦からの右フックで優勢。ムンギアは下がりながらのボディブローという展開。井上の超接近戦戦法が順調に運び互角以上の戦いを見せる。
8Rには圧力をかける井上が距離を詰めての右フックを3発、4発と面白いように決まる。
9Rには井上の右で一瞬ぐらつくムンギア、しかし、10R終盤にムンギアの左フックがヒット。そこからの連打で井上はダウン寸前になるもゴングに救われる。
その後持ち直し井上は圧力をかけて行くが、手数は落ちたか。最終ラウンドまで戦い抜きここまで苦しんだムンギアは例がないほど追い込んだ井上。しかし判定は3-0でムンギアに。120-108、120-108、119-111と差が開いてしまった。
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