【MA日本キック】横山剛が華麗な足技でKO&王座奪取
MA日本キックボクシング連盟/士魂村上塾
「村上祭Vol.3 村上竜司 生誕55年記念大会」
2019年2月3日(日)神奈川・ホテル メルパルク横浜
▼第10試合 トリプルメインイベントvol.3 MA日本ミドル級タイトルマッチ 3分3R
○横山 剛(クレイジーウルフ/挑戦者)
TKO 2R3分 ※セコンドからタオル投入
●井原浩之(Studio-K/MA日本ミドル級王者)
※横山が新王者に、井原が2度目の防衛に失敗
井原は17年5月にMA日本ミドル級王座決定戦でyama刃を下して念願のタイトル獲得。昨年6月にはMA大阪大会で竹市一樹を挑戦者に迎え、初防衛に成功。
対する横山は“天才空手家”“ファンタジスタ”の異名どおり、試合では派手な足技の連続で観客を魅了。これまでにアクセルミドル級、CMA KPWミドル級、KAISERミドル級などのタイトルを保持している。井原が2度目の防衛か、それとも横山がベルトを追加するのか。
1R開始早々から横山の蹴り技爆発。左ハイ、後ろ回し蹴りを次々と当てていく。井原はプレッシャーをかけながら右ミドル、右ストレート。冷静に横山は距離を取ってさばくと回転胴回し蹴り、ヒジ。さらに左ローをタイミングよく当て、井原はダメージが明らかに。終盤には左ローを食らった井原はたまらずダウン。
2Rも横山は左ローを集中させダウンを追加。ガードを固める井原に、横山はかかと落としからのフグトルネード(故アンディ・フグが得意としていた下段後ろ廻し蹴り)。そしてローキックで2度目のダウンを追加する。2R終了間際にローで井原が倒れたところでセコンドがタオルを投入し、横山がTKO勝ち。マイクを握ると、KNOCK OUT参戦をアピールした。
▼第9試合 トリプルメインイベントvol.2 MA日本ヘビー級王座決定戦 3分3R延長1R
○山下力也(道真会館)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●遊笑(Y’s glow)
※山下が新王者に
山下はグローブ空手では無敗の戦績を誇り、キックでは2016年4月のプロデビュー戦で上原誠と接戦を繰り広げたほか、RISEヘビー級新人王、ACCELヘビー級タイトルを獲得。昨年4月には元HEAT王者プリンス・アリから得意のハイキックでダウンを奪って判定勝ちした。対する遊笑はデンマークで行われた“サバキ”という空手の技を競う国際大会『サバキ・ チャレンジ・スピリット2011』で、日本人として初の入賞(+85kg級で銅メダル)した実績を持つ。
1R、お互いにローを出し合う中、山下が徐々に左ローを効かせていく。足の止まった遊笑をコーナーに詰めてパンチラッシュを仕掛け、左ハイも混ぜて追い込んでいく。このラウンドは山下が優勢。
しかし、2Rになると遊笑はパンチ連打で逆襲。山下も連打を返すが仕留め切れない。3R、疲れを見せ始めた山下はなおもパンチ連打で追い込むものの、遊笑は組み付いて連打を寸断させて首相撲からのヒザを当てリードを許さない。判定2-0で山下が勝利しベルトを巻いた。
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