【Invicta FC】魅津希欠場のワンデートーナメントでビューレンが優勝
Invicta Fighting Championships
『Phoenix Rising Series 1』
2019年5月3日(金・現地時間)アメリカ・カンザス州カンザスシティ メモリアル・ホール
Photo by Dave Mandel, Invicta FC
アメリカの女子MMA団体『Invicta FC(インヴィクタ・エフシー)』は、5月3日(金・現地時間)カンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールにて、団体初のワンデートーナメント『Phoenix Rising Series(フェニックス・ライジング・シリーズ)』を開催した。
このトーナメントは8人制で、1回戦と準決勝が5分1R、決勝のみが通常のワンマッチと同様の5分3Rという変則的な方式。
また先日、Invicta FC世界ストロー級王者ヴィルナ・ジャンディローバ(30=ブラジル)が、UFC移籍に伴い王座を返上したため、トーナメント勝利選手が新王者になる。
1日で3試合を勝ち抜き、新王座に就いたのはプロ戦績10戦8勝2敗、Invicta FCで4連勝中のブリアナ・ヴァン・ビューレン(25=アメリカ/アメリカン・キックボクシング・アカデミー)。ビューレンの所属する「アメリカン・キックボクシング・アカデミー」(AKA)は、UFC王者を5名輩出している名門ジムだ。
1回戦では、計量オーバーで欠場したジャナイサ・モランディン(24=ブラジル)の代打選手マンジット・コルカー(28=インド)に1R 3分20秒、アームバーで一本勝ち。
準決勝では、2014年から2018年までUFCに参戦していたジュリアナ・リマ(37=ブラジル)にフルマークの判定で勝利。
そして決勝では、2014年から2017年までUFCに参戦していたカイリン・カラン(28=アメリカ)と対戦。2R 3分49秒でリアネイキッドチョークを極めて一本勝ちし、新王者となった。
なお、トーナメントに出場予定だった魅津希(24=みづき/Serra Longo Fight Team)は減量による合併症で欠場。代わってアンバー・ブラウン(30=アメリカ)が出場したが、1回戦でシャロン・ジェイコブセン(30=アメリカ)に敗れた。
また、ワンマッチも1試合行われた。2017年にパンクラスで三浦彩佳に判定負けしたマグダレナ・ソルモバ(33=チェコ)と、2018年12月のInvicta FCにて負傷欠場となった村田夏南子に代わって出場し勝利を収めたケイ・ハンセン(19=アメリカ)が対戦し、ソルモバが勝利した。
<全試合結果>
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント 決勝 5分3R
●カイリン・カラン(28=アメリカ)
一本 2R 3分49秒 ※リアネイキッドチョーク
◯ブリアナ・ヴァン・ビューレン(25=アメリカ)
※ビューレンが新王者に
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント 準決勝(2) 5分1R
●シャロン・ジェイコブセン(30=アメリカ)
判定0-3(三者とも9-10)
◯カイリン・カラン(28=アメリカ)
※カランが決勝へ進出
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント 準決勝(1) 5分1R
●ジュリアナ・リマ(37=ブラジル)
判定0-3(三者とも9-10)
◯ブリアナ・ヴァン・ビューレン(25=アメリカ)
※ビューレンが決勝へ進出
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント 1回戦(4) 5分1R
●アンバー・ブラウン(30=アメリカ)
判定0-3(三者とも9-10)
◯シャロン・ジェイコブセン(30=アメリカ)
※ジェイコブセンが準決勝へ進出
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント 1回戦(3) 5分1R
●マンジット・コルカー(28=インド)
一本 1R 3分20秒 ※アームバー
◯ブリアナ・ヴァン・ビューレン(25=アメリカ)
※ビューレンが準決勝へ進出
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント 1回戦(2) 5分1R
●ダニエル・テイラー(29=アメリカ)
判定1-2(10-9、9-10、9-10)
◯ジュリアナ・リマ(37=ブラジル)
※リマが準決勝へ進出
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント 1回戦(1) 5分1R
◯カイリン・カラン(28=アメリカ)
判定2-1(10-9、9-10、10-9)
●スンナ・ダヴィスドティア(33=アイスランド)
※カランが準決勝へ進出
▼Phoenix Rising Series ストロー級トーナメント リザーブ戦 5分1R
◯アリッサ・クラーン(31=カナダ)
判定2-1 ※9-10、10-9、10-9
●イツェル・エスキヴェル(22=アメリカ)
▼ストロー級ワンマッチ 5分3R
●ケイ・ハンセン(19=アメリカ)
判定1-2(29-28、28-29、28-29)
◯マグダレナ・ソルモバ(33=チェコ)
●編集部オススメ
・魅津希出場ワンデートーナメントの組み合わせ決定、優勝者に新ストロー級王者の称号も
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!