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【ONE】”怪物くん”鈴木博昭の手が出ず、ムエタイ王者の右ミドルに完敗

2019/05/11(土)UP

強烈なノンオーの右ミドルを貰い続けなかなか手が出せなかった鈴木

ONE Championship
『ONE:WARRIORS OF LIGHT』
5月10日(金・現地時間)タイ・バンコク  インパクト・アリーナ

▼ONEスーパーシリーズ・ムエタイ・世界バンタム級(65.8kg)タイトルマッチ
○ノンオー・ガイヤーンハーダオ(32=タイ)
判定3-0
●鈴木博昭(34=BELLWOOD FIGHT TEAM)

鈴木もパンチを返すがダメージを与えるに至らず

 元シュートボクシング(SB)世界スーパーライト級王者の鈴木博昭(34=BELLWOOD FIGHT TEAM)が『ONEスーパーシリーズ・ムエタイ・世界バンタム級(65.8kg)タイトルマッチ』で、王者ノンオー・ガイヤーンハーダオ(32=タイ)に挑んだ。

 “怪物くん”の異名で知られる鈴木は、2015年にSB世界スーパーライト級王座を獲得。昨年11月のONE初陣ではキックボクシングルールで判定勝ちし、今年1月の2戦目ではムエタイルールでTKO勝ちを収めた。

 迎え撃つノンオーは、ムエタイ二大殿堂のルンピニーとラジャダムナンの両スタジアムで王座を獲得した怪物。今年2月にONE Super Seriesムエタイ・世界バンタム級王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。 

ノンオーの右ミドルの連打で鈴木の左脇が赤く腫れあがる

 1R 鈴木は圧力をかけ前に出るも後半ノンオーが下がりながらも右ミドルを放ち何度もヒットする。
 2Rも右ミドルを何発もヒットを許し鈴木の腕が赤く腫れ始め、被弾し続ける。赤く腫れ上がった腕からはパンチが出ない。

 3Rに入るとノンオーは手が出ない鈴木にミドルだけでなくロー、ハイと蹴り分け肘も出していく。

 4Rも一方的に右ミドルキックを打たれ続ける鈴木の左腕、左脇腹が更に赤く腫れる。蹴られ続け赤く腫れ上がった左腕でパンチを打つが力が入らない。

ベルトを掲げラウンドガールたちと記念撮影するノンオー

 5Rもロー、ミドルと蹴られ続けるが鈴木は前に圧力をかけ続け終了のゴング。コーナーに戻る鈴木は足を引きずりながら歩く。ノンオーの一方的な試合となり、3−0でノンオーの初防衛成功となった。
 鈴木のファイティングスピリットは切れることなく前に出続けたがノンオーの強烈な右ミドルの前になかなか攻撃を出すことができなかった。ムエタイの選手層の厚さを見せつけられた試合となった。


ペッダムがテクニカル判定で新王者となった

▼キックボクシング フライ級世界タイトルマッチ
○ペッダム・ペッチインディー・アカデミー (タイ)
判定3-0(テクニカル判定)※マムーディが急所攻撃を受け試合続行不可能で5R途中までの判定
●エリアス・マムーディ(アルジェリア)
※ペッダムが新王者に

ペッダムの左ミドルが冴えた

 マムーディーは長身から繰り出される強烈なヒジと首相撲を武器にムエタイでは31勝3敗という戦積を持つ。ヒジ無しルールの「K-1 WORLD GP初代フェザー級王者決定トーナメント」も出場し第3位にも輝いた。

 対するペッダムは元ムンピニースタジアム認定バンタム級1位の実績を持つ。派手な入場が話題を呼び、今回はサメを従え、自身はジョーカーのお面を被って踊りながら登場した。戦績は93勝14敗。今回はヒジ無しのキックボクシングルールのためどんな戦いになるか注目だ。

マムーディのリーチあるテンカオが襲う

 1R、ペッダムがサウスポー。序盤マムーディが右ヒザから、反則の右ヒジをヒットさせたとしてイエローカード(減点1)が出された。再開後、長い距離の右ミドルから、スマートなパンチをまとめるマムーディに対して、ペッダムは強烈な左ミドルを時折返す。

 2R、序盤から左ミドルを慎重に当てていくペッダムに対して、マムーディが右ミドルを返し、回転蹴りからと飛び込みの右フックをヒットさせる。終盤マムーディがパンチをまとめる場面もあるがペッダムはよく見て打たれっぱなしにはならず、左ミドルを淡々と返す。

 3R、ペッダムはこれまで同様、左ジャブ左ミドルでけん制する。しかし、蹴り足を掴んでのミドルを放ったということで注意が与えられた。マムーディは距離が近付くと左右のフックをまとめる回し蹴りなどの回転系の技も見せると、ペッダムが左ストレートを返す。

 4R、ペッダムが前進して左ミドル、左ストレートを振るっていくと、マムーディがケージ際に下がりながらも左右のフックを返す。疲れからか若干手数の落ちたマムーディにペッダムが積極的に左ミドル、左右フックの手数を増やした。

 5R,序盤、ペッダムの左ローが下腹部に入ったとしてブレイクがかかる。ペッダムはまだ戦いたいのか観客を煽っていく。しかし、ローブローのダメージでマムーディが与えられた時間の3分で回復することができなかったため、ここまでの判定で決着をつけることとなった。テクニカル判定によって各ラウンドの判定によりペッダムの勝利となった。

 


佐藤が2R パウンド連打でTKO勝利した

▼バンタム級(MMAルール)
○佐藤 将光 (日本)
TKO 2R1分58秒  ※パウンド連打
●マーク・フェアテックス・アベラルド(ニュージーランド)

佐藤のハイキックがヒット

 佐藤はキャリアは50戦を超える、現修斗バンタム級王者。昨年の修斗の防衛戦は2度とも圧巻のKOで防衛を果たした。強烈な打撃を武器に海外の強豪相手に勝利を収めることができるか。今回がONEデビュー戦となる。

 対するマークは、竹中大地との試合では圧倒されるもグランド状態からの右ヒジで左目尻をカットさせ勝利。身長は165cmと小柄ながら必殺のギロチンは驚異。現在5連中で勢いと乗る。

 1R、小刻みなステップでサークリングする佐藤に対して、アベラルドが距離を詰めてローを放つ。中盤、アベラルドが左ミドルで接近すると、佐藤がケージ際で入れ替わってテイクダウン。上から強烈なヒザを見舞う。立ち上がったアベラルドは蹴り足をキャッチするが佐藤はこかされない。佐藤は左右のフックをかわして、終盤飛びヒザから、ワンツーを見せ、左ハイキックをヒットさせる。

 2R、佐藤はボディから組み付かんと接近して離れ際に左ヒジを合わせる。アベラルトが右ヒジで応戦するが佐藤もすかさず右ヒジを返す。アベラルドが組み付き離れ際に右フックを当て込んで、パンチを振るって前進してくると、佐藤が組み付きテイクダウン。上から強烈な右ヒジでダメージを与えていく。さらに、アベラルドの足を掴んで中距離の強烈な右のパウンド。相手の動きが止まって防戦一方となったところで、押し込んで左右のパンチを連打したところでレフリーが試合を止めた。佐藤はONEデビュー戦でインパクトを残して圧巻のKO勝利を収めた。

▶︎次ページにはロッタン、3P目には徳留、下石の結果と動画

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