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【RISE】那須川梨々敗れる、ベテラン紅絹がRISE QUEEN王座を獲得(全試合結果)

寺山日葵は蹴りで後藤を寄せ付けず勝利、不戦勝の佐藤レイナは決勝への気持ちを語る
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2019/07/05(金)UP

不戦勝で決勝進出となった佐藤(左)は幼馴染の寺山(右)と対戦が決定

▼第6試合 RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
●小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/初代ムエタイオープン女子フライ級王者)
※小林が計量オーバーで失格、佐藤が不戦勝で決勝進出
○佐藤レイナ (19=team AKATSUKI/NJKFミネルヴァ アトム級1位)

幼馴染の2人が決勝で対戦することになり照れ臭そうな2人

 RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定トーナメント準決勝に出場予定だった佐藤レイナ (team AKATSUKI)がリングに登場。小林愛三(23=NEXT LEVEL渋谷)の体重超過による失格のため不戦勝となり、自動的に決勝へコマを進めた。

 準決勝第1試合で判定勝利し、2冠に大手をかけた寺山日葵(18=TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級王者)と決勝を争うことになったことを受け佐藤は「まだ自分の実力が未熟なのは自分がよくわかっているので、アマチュア時代から何度もやっている日葵選手に勝つために、決勝までに実力をつけるようがんばります。」と宣言。

寺山には子供の頃から試合も身長も勝ったことはないが絶対勝つと佐藤

 そして「子供のころから身長も試合も一度も勝っていません。身長はあきらめているので、試合で絶対勝ちます」と幼馴染ともいえる対戦相手への勝利宣言をして見せた。

 また対戦相手に決定した寺山も「決勝はアマチュア時代から切磋琢磨し合っている戦友の佐藤レイナ選手とやることになったので、もっともっと練習して倒しにいきたい」と決勝に向けての意気込みを語っている。


寺山(右)が後藤を下しトーナメント決勝へコマを進めた

▼第5試合 RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○寺山日葵(TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●後藤まき (RIKIX/NJKFミネルヴァ ライトフライ級5位)

寺山の前蹴りが後藤の顎にヒット

 このトーナメントを制し2冠を目指す寺山は、この3月に高校を卒業「毎日ジムに通えるようになったので、今までで一番バッチリに仕上がっている」と、これまで課題の体力不足も、毎日ジムで追い込める環境になり充実していると語る。

 対する後藤は元KNOCK OUTプロデューサー小野寺力氏が代表を務めるRIKIX初の女子プロ選手。今年6月に行われた『NJKF 絆XII』では、本トーナメントにもエントリーする佐藤レイナから判定勝ちを収めている

パンチで前に出る後藤

 オープニングヒットは寺山の右ロー。お互いに長距離からローを打ち合う中、後藤の右ローに合わせた寺山の右ストレートがヒットする。
 寺山は後藤の右ストレートにカウンターを合わせていくが、後藤はお構いないしに前進。右ストレートを何度も出すが、寺山は後藤の前進に合わせボディにヒザを叩き込むなど、寺山ペースで試合は進む。

寺山は決勝に駒を進めベルトに王手

 最終3Rも後藤の前進を左ミドル、前蹴りで阻止。何度も後藤のアゴを前蹴りで跳ね上げるが、後藤は退かず。最後まで両者手を出し続けるが、ペースを作り有効打をヒットさせた寺山が判定で差をつけ、決勝進出を決めた。決勝で寺山は佐藤レイナ (team AKATSUKI/NJKFミネルヴァ アトム級1位)とミニフライ級王座をかけ対戦する。

▶︎次ページは前口太尊、良星の試合結果

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