【ONE】クアラルンプール大会 試合結果=2019年7月12日
▼プレリム第1試合 フライ級キックボクシングルール 3分3R
○ジョシュ・トナー(オーストラリア/元ISKA世界フェザー級王者)
判定3-0
●森本“狂犬”義久(28=BRING IT ON パラエストラAKK/RISEフェザー級2位)
森本はこの数年間、RISEを盛り上げてきたエース的な存在で、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りと何でも倒せる破壊力を持ち16勝のうち10勝がKO。“狂犬”の異名通りアグレッシブな攻めに徹したファイターだ。今回がONE初参戦。
対するトナーは元ISKA世界フェザー級王者の肩書を持つ。2016年に参戦した「K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント」では小澤海斗に1RKO負けを喫したが、その後参戦したONEでは秋元皓貴に敗北したもののダウンを奪う健闘を見せている。
1Rは左右に回りながら右ロー、パンチを見舞う森本。初めてのオープンフィンガーグローブ戦とは思えないアグレッシブな攻撃を見せ、早くもトナーが右目付近を赤く染める。トナーの右ヒジがヒットしてしまい、インジャリータイム(最大3分の休憩時間)が与えられるが、再開後も森本が有効打を重ねた。
しかしオーソドックスが不利と見たトナーは、2Rからサウスポーにスイッチ。左ストレートが森本にヒットするようになり、右フックで森本の腰が落ちるシーンも。トナーの左ミドルで森本が前進を止められ、ペースはトナーに傾く。
スタミナを失った森本は、3R早々に左ストレートをヒットされ腰を落とす。前進したところに右ヒザをボディにあわされ、さらに体力を削られ、森本は失速感をあらわにしする。最後まで手を出し続けるもペースを握り返すことはできないまま、森本のONE初挑戦は試合終了を迎えた。
判定はジャッジ3名全員がトナーを支持。森本のONEデビュー戦は辛くも敗戦で幕を閉じた。
写真:(c)ONE Championship
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