【K-1 KRUSH】卜部功也、ここ数戦で一番の気合「負けらんねえよ、全勝!!!押忍」=選手計量&コメント
7月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.103』。同大会にて行われる「日本vs中国・7対7全面対抗戦」の前日計量が、20日(土)都内にて13:00より行われた。対抗戦に出場する全選手は1回目で計量をクリアーした。
メインイベントでは、対抗戦の大将を務める第2代K-1ライト級王者・卜部功也(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はリミットの62.5kgをジャストで、対するジュー・シュアイ(23=中国)は300gアンダーの62.3kgで両者計量クリアー。
卜部は3月のK-1ライト級王座初防衛戦で配線して王座陥落した後、引退をほのめかす発言をしていたが再起を決意。前日計量では鍛え上げられた肉体と表情から調子の良さを感じさせた。また、会見ではいつも冷静沈着な卜部とは違いワクワクが止まらないようだった。
コメントを求められると「久々に1ヶ月くらい調子良いなって時間を過ごしました。明日はどんな試合ができるか自分でも期待していてすごく楽しみです。なかなかない感覚なのですけど、久しぶりにワクワクしていて 皆さんも期待してくれれば楽しくなると思います」と意気揚々と語る。
対戦相手が急に変更になり、シュアイに試合を受けてくれた感謝の気持ちを述べた上で、印象については「(公開練習を見て)良い動きはしているのかなという印象で減量苦はない感じで、海外遠征の3試合をチェックすると本当にアグレッシブで好戦的で良い選手だと思います」と対戦相手変更も相手に不足はないという。
対戦相手が昨年タイトルを争ったウェイ・ルイの弟分だと聞き「運命的でだとは思います。(相手は)仇を取りたいと思ってると思うけど、こっちからしても負けらんねえよと思って結構ばちばちになると思います」と闘志はメラメラだ。さらに、日中対抗戦は「全勝ですね。(同門で出場する)藤村さんに勝敗をつけてもらって。全勝!!!押忍」といつもの試合とは別人のような気合だ。このモチベ―ションはどこから来ているのか。
現在、卜部は28歳とK-1グループの中でもベテランといえるほどの立ち位置となっているが「同じ時代を生きたファイター(卜部の兄や木村ミノルや武尊)たちが一線で戦っていることを感慨深く思って、自分だけ脱落するのも悔しいし俺も頑張らないといけないです」と同世代の活躍に刺激を受けているようだ。
同じく日中対抗戦に出場する加藤虎於奈(こおな/23=TEAM TOP ZEROS)からは「落ち着いてて、めちゃめちゃかっこいいなと思います。明日は頑張りましょう」と若手選手の憧れの存在となっている卜部。それを受けて「キャリア10年目で“このくらいのパフォーマンスを見せれる”というのを下の子たちに見せるというのがモチベーションで今めちゃめちゃ気合入っています」と熱弁。その思いを明日のメインイベントで拳に込めてKO勝利することができるか。
対戦相手のシュアイは2016年WLF武林風(中国のビッグマッチ)-60kg級の新人王に輝いている武林風期待の若手。戦績は23戦16勝7敗で、欧米人選手との対戦経験も多いファイターだという。
「ピンチヒッターとして出場することになりました。卜部選手が大変強い選手ということは知っていますが、どうであれエキサイティングな試合を見せます。代役ですが、ファンの皆さんを失望させないような試合にしたいと思っています」と語る。
対抗戦としては「自分が思うに中国チームは、とてもリラックスしていてプレッシャーも無く、良い状態であることが我々の強みではないかと思っています。試合内容の予想は言えないですが一つだけ言えるのは、去年より中国チームは勝率を上げて勝ちます」と意気込んだ。
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