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【世界柔道】絶対女王・新井千鶴が敗れる大波乱、フランスのガイエが優勝

2019/08/29(木)UP

ガイエが腕十字を極めティモ(左)がたまらずタップ、ガイエが世界選手権初制覇を果たした

 8月29日(木)、日本武道館において世界柔道選手権・東京大会の5日目が行われた。

 女子70㎏級では世界選手権2連覇中の絶対女王・新井千鶴(25=三井住友海上)が出場。シードのため初戦となった2回戦ではモロッコのアスマ・ニヤン(36)を相手に内股から大内刈りへの連携技で一本を奪い貫録の勝利。3連覇へ向け好調な発進を見せた。

 しかし3回戦、ポルトガルのバーバラ・ティモ(28)と対戦した新井は、序盤、足技のフェイントから巻き込み技で投げられると、これが技ありとなりリードを許す。その後寝技や足技で果敢に攻めるがいずれもポイントには至らず。後半も得意の内股を何度も仕掛けるも逆転することはできず、技ありを守り切られたまま試合終了。2連覇の絶対女王が3回戦で姿を消すという大波乱となった。

ガイエが決勝で腕十字を極める

 試合後インタビュースペースに現れた新井は、試合の振り返りを求められると
「入りは悪くなかったんですけど、序盤で相手の払い巻込みに耐えられると思ったんですけど、(自分の体が)返ってしまって。技ありを取られてからまだ時間があったので落ち着いて固め技のチャンスもあるし逆転を信じて攻めて行ったが噛み合わなくて、そういうのも想定して稽古してきたので絶対取り返せるって信じて戦ってたんですけど……」と語り、涙で言葉を詰まらせた。

優勝したガイエはまだ22歳、あどけなさが残る

 優勝へのプレッシャーについては「でも、そういう(プレッシャーのかかる)ところを取って(優勝して)こそ真のチャンピオンだと思うし、自分で自分を追い込んでできると信じてここまで作り上げて来たので。それがたった2試合しかできなくて、まだまだ自分の力が出し切れなくて、何やって来たんだろうという感じです」と悔しさを噛みしめた。

 新井を下す大金星を挙げたティモはその勢いのまま決勝へ進出。前年の銀メダリスト、フランスのマリー=エヴ・ガイエ(22)との対戦となった。序盤ティモが一本背負いを仕掛けたところをガイエが防ぐと、亀の状態になったティモの帯をつかんでひっくり返して抑え込みを狙う。ティモはガガイエの片足を股の間に挟んで抑え込みを防ぐが、ガヒーはここからすぐに変化し腕十字。これが極まり、ガイエが前年銀メダルの雪辱を果たし金メダルを手にした。

 絶対女王・新井を破ったティモに、そのティモを下したガイエと、女子70㎏級は新井の一強から混戦の様相を呈してきた。

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