【MA日本キック】王者バズーカ巧樹、般若HASHIMOTOとの激闘制す
般若(左)にバックブローを見舞うバズーカ(右)
MA日本キックボクシング連盟
「激闘-3」
2019年9月22日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼メインイベント 63kg契約 MAキックルール 3分3R
〇バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-29
●般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺/元グラジエーター武士道キックフェザー級王者)
バズーカは、リングネーム通り、バズーカのような豪快なパンチで、常にKOを狙う好戦的なファイター。Krushを主戦場にしつつ、今年2月のMAのリングでは竹市一樹を3RTKOで下しMA日本スーパーライト級王座を獲得している。対する般若も6勝のうち4つのKO勝ちのある強打者。17年7月には巌流島、昨年6月には超過激格闘技ラウェイなどキック以外のルールにも挑戦した実績があり、打ち合いを好む。
1Rからバズーカは右ミドル、テンカオ、バックブローと多彩な攻めで主導権を握る。
2Rには何度か右ハイが顔面を捕えるものの、般若はタフネスぶりを発揮し前進を止めない。
3R、前に出続ける般若はボディブロー、ミドルでバズーカのスタミナを消耗させると、バズーカは失速気味。
連打する般若に組み付いてバズーカは攻撃を遮断させ主導権を握らせない。終盤はバズーカが攻撃を当てるものの、いくら打たれても強引に前に出る般若が押し込む展開となり終了。バズーカが判定勝ちで激戦を制した。
▼セミファイナル MA日本スーパーバンタム級王座決定戦 55kg契約 3分3R延長1R ※ヒジあり
〇戸井田大輝(戸井田ジム/同級2位)
KO 3R1分17秒
●響波(Y’s glow/同級4位)
大久保拓が返上した王座を懸けて7戦無敗の戸井田と6勝4敗の響波が対戦した。
1Rから178cmの長身を誇る響波が右ストレート、左ミドルと伸びのある攻撃。戸井田は冷静にブロックしては左ミドルからパンチにつないで応戦。2Rには、カウンターを狙う戸井田の攻撃が捕え始め、さらにはヒジでカットにも成功。
3R、打ち合いの中で戸井田が右ストレートをヒットさせKO勝ち。ベルトを巻いた戸井田は「ベルトを獲ったのは通過点に過ぎません。これからは上を目指していってMAの名前も売っていきたい」とアピールした。
▼スペシャルエキシビションマッチ
ー島野浩太朗(菅原道場/WMAF世界スーパーフェザー級王者)
勝敗なし
ー大野貴志(士道館新座ジム/WMC日本スーパーバンタム級王者)
4月にはWMAF世界スーパーフェザー級王座を獲得した島野と、8月のKNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント一回戦で江幡塁と激闘を繰り広げた大野がエキシビションで激突。お互いにミドル、ボディブローを激しく交錯させ、会場を盛り上げた。
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