【RISE】山田洸誓が衝撃KOで山口侑馬を下し王座獲得、RISE QUEEN決定戦は寺山日葵が佐藤レイナを完封
RISEクリエーション
『RISE134』(2p目)
2019年9月29日(日)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル 第10試合 初代RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○寺山日葵(18=TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級王者)
判定3-0 ※50-47、50-46、50-46
●佐藤レイナ (19=team AKATSUKI/NJKFミネルヴァ アトム級1位)
寺山はジュニア時代から活躍し、15歳でプロデビュー。昨年11月にはMISAKIを下しJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得している。今年7月の準決勝では後藤まきを得意の蹴り技で突き放し判定勝利を収めた。
対する佐藤は現NJKFミネルヴァアトム級日本ランキング1位。RISEへ初参戦した昨年6月の那須川梨々戦では、敗れはしたものの気迫あふれるファイトで会場を大いに沸かせた。今年7月には小林愛三の体重超過により不戦勝となり、決勝への切符を手に入れている。
両者はジュニア時代から4度も対戦している幼馴染の間柄。「一度も勝ったことがない」という佐藤だが、事前インタビューでは「自分の方がプロ向きになっている」と自信を見せ、寺山も「お互い成長しているので油断はできない」と”勝って当然”ではないという心構えを見せていた。
1R、サウスポーの佐藤の右ローに寺山は左右のフック、右ミドルを返す。単発気味の佐藤のパンチにカウンターを合わせると、寺山は左右の連打を小気味よく繰り出し佐藤の顔面をとらえる。被弾が多い佐藤は前進を止めず、ラフな右フックで距離を詰めるが、待ち受けた寺山が右ハイキックをクリーンヒットさせ会場からどよめきが起きる。
2R、佐藤がジワリと距離をつめると寺山は右ミドルで距離を作り、左右のストレートを連続ヒット。長距離から呼び込んでヒザ、飛び込んでスーパーマンパンチと大技を繰り出しペースを握る寺山へ、佐藤は被弾しながら左ローを積み重ねる。
3Rも展開は変わらず、距離を詰める佐藤に寺山が次々とパンチを右ミドルをヒットさせる。
4R、佐藤は徹底した左ロー狙いで前進。寺山は佐藤を呼び込みながらヒザと左右のパンチを打ち込み、佐藤に何度もクリーンヒットするが、佐藤はぐらつく様子も見せない。最終ラウンドは両者とも打ち合いに臨み、佐藤がローから顔面へパンチを返せば、寺山も回転のよい左右のストレートからヒザをボディに打ち込む。何度も顔面へパンチを浴びながら一歩も引かない佐藤へ、最後まで寺山が攻撃を打ち込み続けたまま終了のゴング。判定は終始試合をコントロールし、攻撃を当て続けた寺山がジャッジ三者の支持を得て勝利。初代RISE QUEENミニフライ級王座の栄冠を手にした。
赤いベルトを腰に巻いた寺山は「9月16日の(那須川)梨々と同じようにハイキックでのKO勝利を狙っていました。KOできなかったんですけど、ベルトを巻くことができたのでうれしいです」と、悲願のベルトを獲得したことに喜びを見せた。そして「他の女子選手と比べて試合の華もないし、ビジュアルもいいとは言えず、選手として特化したものはないですけど、このベルトを最強のものにすべく頑張っていきます」と少々後ろ向きな自己評価に続け、ベルトの価値を上げていく宣言を見せた。
最後に「11月に女子だけの大会がありますが、尊敬する46kgの紅絹選手とチャンピオン同士の対決をしたいです」と、RISE QUEENの先輩である紅絹へ早速挑戦状を叩きつけてマイクを締めくくった。
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