【MAS FIGHT】100戦目指すTOMOYUKI、中国の長身バオトンに無念のKO負け
『MAS FIGHT』(マスファイト)は中国のマカオに拠点を置く格闘技団体で、9分1Rで判定決着なし。特製の5オンス・グローブを用いてKOのみで決着がつけられる。決着がつかなければKO賞金は次の試合へ繰り越されていくシステム。これまで日本で馴染みのある選手としては、かつてK-1で活躍したチェ・ホンマンやブアカーオらが参戦している。
11月2日(土)中国・四川省成都で開催された大会にはメインイベントの72kg契約に日本からTOMOYUKI(37=レジェンドドラゴンジム)が参戦。
TOMOYUKIは初代Muay Thai Openスーパー・ウェルター級王者で元NJKFスーパー・ウェルター級王者。2016年7月に引退し、レジェンドドラゴンジムの会長として第2の人生を歩むも2017年4月に関西でムエタイ普及のために選手復帰。
関西地区はもちろん中国、ロシアなど海外にも積極的に参戦。通算100戦目指し、積極的に参戦中で、今回で94戦目となる。
対するシュー・バオトン(=祝宝通=Zhu Baotong=24/中国)は身長185cmの長身で25勝(8KO)5敗の戦績。昨年4月のクンルンファイトでは元RISEミドル級王者(現2位)の森田崇文を判定で下している。バオトンとは以前、中国のキックボクシングイベントのクンルンファイトで対戦しているがTOMOYUKIが判定負けをしており、リベンジを果たしたいところ。
試合では開始から自身より15cmも身長が高い相手のリーチある前蹴りで何度も突き放され懐に入れない。
TOMOYUKIのローキックはヒットするものの、パンチの連打で接近戦をしかけるがバックステップでかわされる。
開始30秒すぎに早くも場内のバオトンコールが沸き起こると、バオトンは勢いに乗りパンチの連打からミドルと積極的に攻める。全てかわしたTOMOYUKIだったが、一呼吸おいた1分20秒、バオトンが右ハイキックからの左フックで最初のダウンを奪うと、再開後はヒザとパンチを連打。被弾し、ぐらついても必死に耐えながら反撃の機会を伺うTOMOYUKIだが、前蹴りで止め、単発のパンチを打つのが精一杯。連打を浴びるとコーナーポスト側でダウン。3分10秒にレフェリーが止める形でのTKO負けとなった。
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