TOP > 試合結果 一覧

【DEEP&PANCRASE】前田吉朗が12年ぶりのパンクラスで1R一本勝ち、川原波輝は潤鎮魂歌を1RTKOで下す

フォロー 友だち追加
2019/11/17(日)UP

嶋田(左)が大ベテランの中尾にTKO勝利

DEEP OSAKA実行委員会、PANCRASE OSAKA
『DEEP&PANCRASE大阪大会』(3P目)
2019年11月17日(日)大阪国際交流センター 大ホール

▼第12試合 DEEP公式戦 ウェルター級 5分2R
●中尾 受太郎(中尾受太郎総合格闘技スクール)
TKO 2R 3分20秒 ※左目下負傷によるドクターストップ
○嶋田 伊吹(Fight-Holic)

 柔道をバックボーンに持つ中尾は、1996年修斗でプロデビュー。UFCにも参戦経験を持ち、2004年よりDEEPを主戦場に移し、初代ウェルター級王座を獲得した。49歳にして闘い続け、DEEPの顔ともなっている。
 元谷友貴のスパーリングパートナーを務める嶋田は、RIZIN FF アマチュアMMAウェルター級で2016年・2017年と連続優勝、WARDOGでも2勝を収める。DEEPには2018年10月に初参戦し、現在2勝1敗。生けるレジェンドにどう挑むか。
 1R、ロー、ミドルで攻める嶋田。中尾はじわじわと前に出ながらプレッシャーをかけていく。右パンチからケージへ追い詰めるが、嶋田は距離を取る。残り1分で一気にパンチ、ハイキック、ローと攻め込む嶋田。中尾はデイフェンスして終了。
 2R。左頰のあたりが腫れている中尾。嶋田のパンチが効いているようだが、パンチで仕掛けていき、組む。嶋田はヒザを入れて離れ、ジャブがヒット! 中尾がダウン。パウンドを落とす嶋田。残り2分でタイムストップがかかり、中尾がドクターチェックを受ける。
 左目が青黒く腫れている中尾。チェックの結果、続行不可能としてドクターストップに。嶋田が大ベテランから勝利をもぎ取った。


苦しい闘いを制した平田(左)

▼第11試合 PANCRASE公式戦 バンタム級 3分3R
○平田 丈二(総合格闘技闇愚羅)
判定3-0 ※30-26、29-27、29-27
●瀧口 脩生(総合格闘技スタジオSTYLE)

 平田は2015年よりパンクラスに参戦。3連敗を喫していたが、昨年12月の大阪大会でメインに抜擢。河村泰博を判定で破り、連敗を止めるとともに、地元の期待に応えた。
 瀧口は昨年12月にパンクラス初参戦。ここまでの戦績は1勝1敗だ。最激戦区・バンタム級で頭ひとつ抜け出すのはどちらか。

 1R、フェイントをかけながら打撃を仕掛ける瀧口に対し、平田は静かに相手を見据える。中盤、瀧口にパンチを効かされるが、投げて上に。瀧口は、立って前に出てくるが、平田は付き合わない。

 2R。瀧口は平田の蹴り足を取るがテイクダウン出来ず。残り1分で平田がテイクダウン、パンチを落としてマウントへ。残り30秒でリバースした瀧口だが、がぶった体勢から平田の頭部にヒザを入れてしまう。瀧口にイエローカード。

 3R。一本取るかKOしかない瀧口。組まれても立ち上がるが、平田は引き込んで立たせない。残り20秒で立った瀧口だが、ケージへ押し込まれて終了。
 ジャッジは二者29-27、一者が30-26で平田を支持。平田が苦しい闘いを制した。

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【DEEP&PANCRASE】2年ぶりの共同開催、前田吉朗が12年ぶりのパンクラス公式戦出場

・【クインテット】桜庭和志vs五味隆典のシングルマッチ決定=11.30秋田

・【DEEP JEWELS】12.22大阪、古瀬美月が闘うメイクアーティストと対戦

・【パンクラス】名門AACCの美女戦士DIANAと“武術四姉妹”の16歳四女が異色対決

・【ONE】チャトリCEOが客入り、修斗vsパンクラスなど評価=100回記念大会総括と展望

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

」、「」をもっと見る

TOP > 試合結果 一覧