【ボクシング】ジョシュアが判定でルイスを下し3団体のヘビー級世界王座を奪還
12月7日(現地時間)サウジアラビアのディルイーヤにおいて元WBAスーパー、WBO、IBF世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(30=英国)が、王者アンディ・ルイスJr.(30=米国)に判定3-0(118-110×2、119-109)でリベンジを果たし再び3団体のヘビー級王者となった。
ジョシュアは6月にルイスに4度のダウンを奪われ、7R 1分27秒でTKO負けを喫しWBA、WBO、IBF王座から陥落したが、今回は慎重になったか、ジョシュアは徹底したアウトボクシングに徹した。ジョシュアは198cmの身長でルイスは183cm、リーチにも大差がありルイスを入らせずパンチを打ち込む。1Rから小刻みにジャブを出し右ストレートにつなげるなどボクシングを組み立て、ルイスの左目尻からカットを奪った。
4Rには前回のようにルイスが接近してパンチを打ちヒットもクリンチや距離をとるなどでジョシュアは逃げる。以降も右ストレートでポイントを重ね大差の勝利につなげた。ジョシュアの巧さが目立ったが、勝ちがほぼKOのジョシュアのわりにダウンもなく慎重すぎる戦いに、観客からブーイングが起こる場面もあった。
勝利したジョシュアは「神に感謝したい。俺に2度勝つなんて無理。前回はルイスのやりたい戦いをさせてたので、打たれないように工夫した。3度目をぜひやりたい」と笑顔。敗れたルイスは「3度目の戦いをしたい。次はベストな方が勝つと証明できる」と応えた。次はジョシュア、ルイス相手に防衛となるのか。ジョシュアは戦績は23勝(21KO)1敗とした。
この試合は9日(月)21時よりWOWOWライブで放送される。
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