【ボクシング】辰吉寿以輝が上位ランカーに4回TKO勝利、父・丈一郎「ここからは甘くない」
12月17日(火)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催された『ドラマチックボクシング81』のメインイベントで大阪帝拳ジムが期待する日本スーパーバンタム級14位の辰吉寿以輝(23=大阪帝拳)が上位ランカーの日本バンタム級5位の中村誠康(27=TEAM10COUNT/神奈川)を地元大阪のリングに迎えスーパーバンタム級8回戦で拳を合わせた。
試合は開始から猛然と打ち込みに出た辰吉がパンチで中村の左目上をカットさせると1ラウンド中盤には左フックでダウンを奪う上場の立ち上がりをみせた。2ラウンド以降、立ち直りをみせた中村だったが、下がりながら距離を保ち右を当てる辰吉うまさに翻弄される。すると4ラウンド中盤、中村の左目上のカットからの流血がひどく、ドクターのアドバイスを聞いたレフェリーが試合をストップ。
辰吉は4ラウンド2分30秒TKOで13連勝を飾り日本ランキング上位進出を確実なものにした。
試合後、辰吉は「1ラウンド目のダウンは練習していた左フックだったので手応えはありました」と笑顔をみせた。「まだまだやることはあります。練習を頑張って会長が組んでくださる試合を勝って行くだけですね」と大粒の汗を拭った。
辰吉の父で元WBC世界バンタム級王者の丈一郎氏は「どんくさい試合」といつも通りの辛口コメントから「もっとワンパンチじゃなくてコンビネーションを磨かないとあかんな。ここからは上位のランカーやから甘くない」と更なる成長に期待した。
辰吉は戦績を13戦13勝(9KO)と伸ばした。
取材・写真:植田洋介
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