【ホーストカップ】大石駿介が大差の判定で王座防衛、元空手王者・内田雄大は初代新王者に(動画あり)
アーネストホーストジムJAPAN
『HOOST CUP KINGS NAGOYA7』(4P目)
2019年12月15日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール
▼第8試合 60kg契約 3分3R(延長1R)
○マキ・ピンサヤーム(真樹ジムAICHI/元ムエタイルンピニースタジアム2冠王)
延長判定2-1 ※10-9×2、9-10(本戦判定29-29×2、28-29)
●ヘンリー・セハス(ブラジリアンタイ/FIGHT DRAGON60kg王者)
昨年9月に一度は引退を決意したマキ・ピンサヤームが家族のために復帰を決意。1年3カ月ぶりにリングに上がった。青コーナーから上がってきたのは、在日ボリビア人戦士で強打が売りのセハス。
1Rから試合は激しい打ち合いに。パンチやキックの精度やタイミングはピンサヤームの方が上だったが、セハスは勢いとガッツでそれらを凌駕する。
2R、ピンサヤームは右ローでセハスの下半身を殺しにかかる。それでもセハスの勢いは衰えない。クロールのような大振りの右フックで襲いかかる。
続く3R、ピンサヤームは左のテンカオやボディストレートでセハスのボディに集中攻撃、突進を食い止めようとするが、最後までセハスの圧力が落ちることはなかった。判定は2-1でピンサヤームに凱歌が上がったが、負けたセハスにも惜しみない拍手が送られていた。
▼第7試合 EXルール 53.5kg契約 3分3R(延長1R)
○大﨑一貴(OISHI-GYM/ WMC日本フライ級王者)
TKO 2R 2分57秒
●チェ・ソクヒ(韓国/T-CLUB Muay Thai Gym/ MAX FIGHTING CHAMPIONSHIPフライ級王者)
10月27日のホーストカップ大阪大会で滉大との頂上決戦を制した大﨑一貴が、地元名古屋に凱旋。今年6月に鳩からダウンを奪った上に勝利を収めているチェ・ソクヒを迎え撃った。
ノリノリのダンスで入場してきたソクヒはそれだけでも観客の心を掴んでいたが、大﨑は絶好調。1Rこそソクセの動きを見ていたが、2Rになるとエンジン全開。左の返しから右ストレート、左、そしてボディブローを受けると、ソクヒはたまらず前のめりにダウンを喫した。その後は大﨑のワンマンショー。ソクヒをコーナーに釘付けにするや、絶え間なく繰り出される連打でスタンディング・ダウンを奪う。なんとか試合続行の意志を示したソクヒだったが、顔面とボディに集中砲火を受けると万事休す。大﨑が2020年の活躍も期待できる豪快なTKO勝利を見せた。
▶次のページは溝口孝湖vsファブンヤ、真吾YAMATOvs増井侑輝
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