【ホーストカップ】大石駿介が大差の判定で王座防衛、元空手王者・内田雄大は初代新王者に(動画あり)
アーネストホーストジムJAPAN
『HOOST CUP KINGS NAGOYA7』(5P目)
2019年12月15日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール
▼第6試合 63kg契約 3分3R
○溝口孝湖(WATANABE-GYM/HOOST CUP女子スーパーライト級王者)
判定3-0 ※30-26×2、30-27
●ファブンヤ”MAYA”TIMムエタイジム(及川道場)
タイ人の両親を持ちながら日本で育った異色のムエタイ戦士、ファブンヤ“MAYA”TIMムエタイジムがホーストカップに初出場、ホーストカップ女子スーパーライト級王者溝口孝湖の胸を借りた。
王者・溝口は自信満々。1R、強いプレッシャーをかけながら痛烈な右の一撃で早くもファブンヤからダウンを奪う。勝負は時間の問題かと思われたが、ここからファブンヤが踏ん張った。鼻血を流しながら得意のヒザ蹴りで猛反撃。再三に渡る掴みからのヒザ蹴りで注意を受ける場面もあったが、この一戦に向け及川道場に移籍して及川代表からマンツーマンの指導を受けたというファブンヤは、鬼気迫るファイトを見せる。
しかし、現段階では溝口との間に如何ともしがたい実力差が感じられた。3Rになると、溝口はアウトボクシングのステップでパンチの連打を決めるなど、ファブンヤの突進をいなす格好で試合終了のゴングを聞いた。判定3-0で溝口が完勝した。
▼第5試合 EXルール 63.5kg契約 3分3R
△真吾YAMATO(大和ジム/ NJKFスーパーライト級1位)
ドロー ※29-29×3
△増井侑輝(真樹ジムAICHI)
名古屋ならではの好カードが実現。真吾YAMATOvs増井侑輝という和製ムエタイ戦士同士の激突だ。
1Rから組みにきた真吾に対し、増井はボディフックや腕殺しの左ミドルを放っていく。中でも左ミドルは強烈で、真吾にダメージを与えているように見えた。
しかし増井より10cmも身長が高い真吾は2Rになると距離を詰め、縦横無尽にヒジ打ちを振り回す。増井はポーカーフェイスでやり過ごしたが、明らかに真吾のラウンドだった。
後がない増井は3Rになると左ボディフックや左のテンカオで真吾のボディを攻め込む。結果は三者とも29-29のドロー。来年5Rでの再戦を見てみたいと思わせる激しい攻防が印象に残った。
▶次のページは第4~1試合とオープニングファイト、OYAZI KICKの試合結果
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