【ビッグバン】2年3か月ぶり復帰のモハン・ドラゴンが剛打でダウンを奪い勝利
▼第12試合 メインイベント第2試合 ライト級タイトルマッチ 3分3R
○林 京平(湘南格闘クラブ/同級王者)
KO 1R48秒 ※パンチ連打
●恭介(インスパイヤードモーション)
※林が初防衛
林は昨年12月の『Bigbang』では左ミドルキックを主体としたスタイルで中村圭佑を破り、Bigbangライト級王座を獲得し今回初防衛戦。
林は2013年からK-1グループに参戦し、林健太や小澤海斗らとしのぎを削ってきた。今年3月に行われた大岩龍矢との対戦では1Rに右ストレートを浴びKO負け。今回が約9か月ぶりの再起戦となる。
対する恭介はRISE、REBELS、KNOCK OUTと各地のリングを転戦。多彩で伸びのある蹴り技を武器に着実にキャリアを積み重ね、念願の初タイトル獲得のチャンスを得た。
恭介がローからいきなり威力ある右ハイを放つ。林は落ち着いてガード。恭介が近い間合いからの右のミドルを蹴り込もうとした瞬間、林がすかさず右フックを撃ちぬく。恭介がグラつきバランスを崩すと、林がここぞとばかりに左右のフックを連打しロープに詰める。もらい続けた恭介がダウン。
落ち着いた表情で立ち上がり、ローから前に出る恭介だがダメージは濃厚だ。林が容赦なく再びロープに追い詰めると、恭介が崩れ落ちレフリーがストップを宣告。林が秒殺KO勝利で王座を守った。
1Rで王座を防衛した林は「去年ベルトを巻いてから今年思うように勝てなくて、ジムの仲間や会長、家族や応援に来てくれたみんなにしっかりと勝てるところを見せられてよかったです」と今年の最後の試合を勝利で締めくくれたことに安堵。そして「Krush出たいんで、オファーお願いします。フェザーでも出られる準備しています」とKrushへの再参戦を直訴し、来年に向け大きく弾みをつけた。
▼第11試合 メインイベント第1試合 フェザー級王座決定戦 3分3R延長1R
●宮崎勇樹(相模原Sジム/MA日本キックフェザー級王者)
判定0-3 ※29-30、28-30、28-30
○竹内将生(エイワスポーツジム/前MA日本キックスーパーバンタム級王者)
※竹内がタイトル獲得
1R、ゆっくりプレッシャーをかける竹内へ宮崎が鋭い左ジャブ、スイッチして左ミドルを打ち込む。竹内は右ストレートから左フック、右ローと上下に打ち分け、小さくフットワークを使い宮崎の正面に体を置かない。2R早々に竹内が宮崎の右ミドルをキャッチし、蹴り足キャッチを禁止しているビッグバンルールにのっとりイエローカードをもらってしまう。これを機に竹内が前進を強め、右ストレートから左フック、右フックの上下打ち分けを見せ、パンチで攻勢に出る。宮崎もスイッチしながら左右ミドルを見舞うが、竹内が右フックをテンプルにヒットさせ、さらにペースを握っていく。
最終ラウンドも勢いに乗る竹内が上に右フック、ガードが上がれば右ローと上下の打ち分けに冴えを見せる。声援に後押しされ宮崎が左右ミドルを見せるも、入り際に合わせた竹内の左テンカオで動きが止まる。終盤まで距離を支配し、蹴りの連打でロープに釘付けにする場面も見せた竹内が判定勝利をものにし、ヒジ無しルールのビッグバンのベルトを巻いた。
ベルトを巻いた竹内は「宮崎選手、熱い男でした」と熱戦を繰り広げた相手を賞賛。「いつもヒジ有りなんですが、ヒジ無しでもベルト巻いて証明できたのをうれしく思います。また来年も突っ走っていきます」と2020年の躍進を誓った。
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