【ボクシング】吉田実代、アジア王者に大差の判定勝利で初防衛成功
12月31日(火)大田区総合体育館にて行われたプロボクシング『LIFETIME BOXING FIGHTS.3』ではWBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチとして王者・吉田実代(31=EBISU K’s BOX)がWBCアジア王者シー・リーピン(21=中国)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。
開始当初は長身から繰り出される右ストレートをやや嫌がる吉田だったが、距離をたやすく詰めることができ、距離を詰めては優位な形で膠着状態に何度も持ち込む。第2ラウンドも挑戦者のストレートのパンチに対し、吉田は嵐のようにフックを合わせていく。しかし、なかなかクリーンヒットに結びつけることができず、リーピンも右ストレートからの左フックが高い的中率を見せる。リーピンの消耗の見えてきた第3ラウンドから、吉田のパンチが当たり始めた。
第4ラウンド、吉田は有効打こそ少ないが着実に挑戦者を飲み込み始めた。第5ラウンドもその状況は変わらない。それに挑戦者が左フックを合わせて迎撃する。なかなか有効打の場面が両者少ないが、第6ラウンドは明確に吉田が取った。第7ラウンドは吉田の接近戦での右ボディアッパーがリーピンの腹をえぐった。第8ラウンド、リーピンのテーピングがほどけて一時中断。再開後に吉田の右カウンターで明らかにリーピンがたじろぐ。
第9ラウンド、リーピンにホールディングで減点1。直後に再び吉田の右カウンターが入り、吉田優勢の様相が明確になった。目が腫れ、ポイントでも後がないと思ったリーピンは、意を決して右ストレートを連発すると、吉田はそこに右を何度も合わせた。採点は97対92、98対91、99対90でいずれも大差で吉田を支持していた。
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