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【ZST】平信一が元アウトサイダー王者・佐野に辛勝、竿本樹生が10連勝でRIZIN出場を直訴

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2020/01/26(日)UP

DEEP帰りの竿本がライダー清水を終始圧倒、10連勝を飾った

▼セミファイナル 第10試合 ZSTルール バンタム級 5分2R
○竿本樹生(第4代 ZST フライ級王者/BRAVE GYM)
判定3-0
●清水俊裕(総合格闘技宇留野道場)

 竿本は2018年5月に加マーク納を破ってZSTフライ級王者に輝き、その年の10月には前王者の伊藤盛一郎を判定で撃破。19年12月にはDEEPに初参戦し、ハシャーンフヒトを圧倒し判定勝利と、悲願であるRIZIN出場に向け、着実にその存在感を増している。

2R初めに清水は竿本の後ろを取るチャンスを得たが直後に逆転、竿本を止めることはできなかった

 対する清水は仮面ライダーのベルトを腰に巻く入場で人気を博すファイター。派手なパフォーマンスに目を奪われがちだが、60戦近いキャリアに裏打ちされた確かな実力を持つ大ベテランだ。こちらも直近3連勝中と勢いは十分。

 1R、タックルに行った清水の離れ際に竿本がサウスポーからの左フックを突き上げると、清水も左フック。そのまま清水がコーナーに押し込むが手が出ずブレイク。再開後は清水が打撃を仕掛けるも竿本がカウンターで押し返し、清水が片足タックルに逃げるも竿本に上を取られ、ラウンド最後は竿本にパウンドを落とされる。

10連勝を飾った竿本は4月以降のRIZIN参戦を直訴した

 2R、パンチの交換からタックルを仕掛けた清水がバックを取り、竿本をコーナーに押し込むが、体を入れ替えた竿本が上を取りパウンド。一度は立ち上がった清水だったが、再び上を取られパウンドを落とされ続けた。終了間際に清水が下からアームロックを極めるかに見えたが惜しくも終了のゴング。終始攻め続けペースを握った竿本が勝利をものにした。

 竿本はマイクを握ると「判定でぱっとしなかったんですけど、今日で10連勝。もうすぐ4年目で負け無しです」と偉業達成を報告。そして「4月か5月、横浜か大阪、仙台のRIZINに呼んで欲しいと思います」とRIZIN参戦を強く直訴した。


上から襲い掛かる伊藤を迎え撃つ長谷部、一進一退の攻防はドローに終わった

▼第9試合GTルール 59kg以下契約 7分1ラウンド
△伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)
時間切れにより引き分け
△長谷部悠(リバーサルジム新宿 Me,We)

 伊藤は元ZSTフライ王者の肩書を持つ極めてよし打ってよしのマルチファイター。2017年にはRIZINに初参戦し才賀紀左衛門に判定勝利。しかし2019年4月にはマネル・ケイプにTKO負けを喫している。現在2連敗中だが、新星ZSTへの初参戦を機に浮上を狙う。対する長谷部は柔術ベースのピュアグラップラー。グラップリング技術に優れる長谷部に伊藤がどう立ち向かうか。

交互に足を取り合う緊迫感のある攻防に会場には多くの歓声が飛んだ

 早々に座り込み下をとる長谷部。伊藤の足に絡ませるように足を出す中、伊藤が飛びかかったところにかかとを取りに行く。座り込み長谷部へ伊藤が飛びかかる展開が続くが、長谷部が立ち上がりフロントチョーク、両者スタンド状態から飛びかかって首を取りに行く猛攻を見せると、伊藤が上から三角絞めを狙う。最後は伊藤が長谷部の足首を狙い続ける中試合終了。時間切れにより両者引き分けとなった。

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