【ZST】平信一が元アウトサイダー王者・佐野に辛勝、竿本樹生が10連勝でRIZIN出場を直訴
ZST 実行委員会/株式会社 ZST インターナショナル
『ZST.67』
2020年1月26日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント 第11試合 ZST特別ルール ライト級 5分2R ※肘あり
○平 信一(綱島柔術)
判定2-1
●佐野哲也(チーム SOS)
平は“暴走柔術”の異名を持ち、誰が相手でも突貫するファイトスタイルが魅力。ボブ・サップとの対戦をアピールし、2017年はサップ戦を実現させるべく、〝ロード・トゥ・サップ”と題して無差別級での試合を続けていた。2018年10月に小金翔に敗れ王座陥落したが、2019年1月にベン・ブッカンに判定勝利し再起。直近2戦ではパンクラスへの参戦も果たし、戦場を拡大している。
対する佐野は非ワルでありながら「試合が見たいからアウトサイダーに参戦した」という変わり種。アマチュアシュートボクシングで鳴らした腕を武器に勝利を重ね、アウトサイダー第4回大会ではMVPを獲得する活躍を見せた。おとなしそうな風貌で荒くれファイターを撃破する姿から、マンガ「ホーリーランド」で腕自慢のヤンキーを狩るいじめられっ子の主人公になぞられ”リアル神代ユウ”の異名をつけられている。
1R、開始早々に飛びかかる平を捕まえコーナーに押し込む佐野。平は背をコーナーに押し付けられたままアッパー、ヒザ蹴りを打ち上げるが腰が入らない。グラウンドに持ち込みたい佐野は投げをしかけるが耐えきった平が組んだままアッパー、ヒザ、ヒジを打ち込む。
2R、離れた距離で佐野の右ローが快音を響かせるが、至近距離では佐野が組む首相撲の内側から平が右アッパーを突き上げる。このアッパーがよく当たり、佐野がぐらつくシーンも見せるが、組んで平をコーナーへ押し込んでいく。首相撲からヒザを突き上げる佐野と右アッパーを突き上げる平。両者退かずに打ち合うが、平のアッパーからフックで佐野が押し負けるシーンが増える。平が組みつくと佐野がガブる体勢となるが決め手無し。一進一退の打ち合いの中試合終了のゴングを迎えた。
判定が読み上げられると1者目は佐野を支持。2者目が平を支持し、緊張感があふれる中読み上げられた3者目の支持は平。大接戦を制し、平が元THE OUTSIDER王者を撃破した。
マイクを握った平は興奮冷めやらない様子で「佐野、待ってたぞ!3月サッカーボールキック有りで待ってるぞ!」と絶叫。そして「神取、ギャビ、平。俺がZSTだ!」と高らかに宣言しリングを降りた。
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